21世紀の子育て | パリと音楽と大学と

パリと音楽と大学と

パリにて声楽、シャンソンを指導。パリの音楽学校在学中より、フランス各地・ヨーロッパで様々なコンサートを経験。フランス国家公認声楽講師資格。アラフィフの物語を振り返るつもりです。

話は飛ぶが、私は子供がいるときに、あまり歌の練習をしなくなってしまった。生まれた頃は、歌っていても平気ですうすう同じ部屋で寝てくれていたが、ふと、「耳は大丈夫なんだろうか」という疑問をもち、やめた。

オペラアリアなんぞを練習していたら、かなりうるさい。


(私はヴァイオリンとかトランペットを隣で鳴らされたら逃げるたちである。耳が痛いからである。)

じゃあ歌もやばいかも・・・と、遠慮するようになった。


いずれにしても、子供が小さいときは、練習をし始めても邪魔が入って集中できない。かまって欲しいのが当たりまえなんだから。

子供に喧嘩を売りに行くことになる。(こっちの都合で練習してるのだから)

そして、遠慮する。

今は大きくなったけれども、練習をし始めると、なぜか座敷わらしのようにたたずんでいる。・・・さっきまで自分の部屋にいたのに、なぜ?


こうして、21世紀もやっぱり家ではなかなか練習できない。だから、仕事場であるレッスン室にいけるときはこれ幸い、という気分。


なのに君は、自分の楽器は、気が向いたときに練習するんだよね。

ピアノもクラリネットも、うるさいよ~~


その代わり、前よりは練習させてくれるようになったかな。多少はね。


雑歌屋

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