おはようございます☀️
さくたひなです🌺

またまたお久しぶりのブログになりました



前回の記事はこちら💁‍♀️




確認しておきますの返事が返ってこない


私は看護師として17年間


病院で働いてきました。


普段は「医療者側」として



患者さんやご家族と関わっています。


先日


3歳の三女の成長ホルモン負荷試験のため


2泊3日の付き添い入院を経験しました。


その3日間で


医療者として働いているだけでは


気づけなかったことが、たくさんありました。



「患者さんやご家族って、

こんな気持ちだったんだ。」



今日は、その中でも


特に心に残った出来事を書いてみようと思います。




付き添い入院は

想像以上に濃い時間だった

今回の検査では


点滴をしながら2時間かけて何度も採血をします。


相手は3歳。


採血のたびに


「こわいーー!!」


「いやーー!!」


と全身で抵抗します。


先生、看護師さん、そして私。


みんなで娘の身体を支えながら採血をしました。


泣いている姿はかわいそう。


でも、それ以上に一生懸命頑張る姿が愛おしくて。


「頑張ったね。」


そう声を掛けていました。


付き添い入院は正直しんどいです。


慣れないベッド。


細切れの睡眠。


自由な時間もほとんどありません。


それでも、一人の子どもと


こんなにゆっくり向き合えた時間は


本当に久しぶりでした。


3人育児をしていると


どうしても「みんな平等に」


が優先になります。


だから今回、一対一で過ごせた時間は


大変だったけれど


とても大切な時間だったなと思っています。




「確認しておきます」

その一言のあとが、とても長かった。


今回付き添いは私一人。


夕方になって、お腹が空いてきました。

付き添いのご飯は基本でません。


病院のコンビニへ行きたい。


でも


病室に3歳の娘を一人残すわけにはいきません。


一緒に連れて行ってもいいのかな?

感染でもないから良いと思うけど


そんなことも分からず


看護師さんへ聞いてみました。



「感染症ではないので、多分大丈夫だと思うんです


けど、夜勤スタッフに確認しておきますね。」



そう返事をいただきました。


ここまでは、いつもの何気ないやり取りです。


でも…。


夜勤になっても返事がありません。


時計を見る。


もう19時。


あと1時間でコンビニが閉まる。

20時でしまる院内のコンビニです


どうしよう。


聞きに行こうかな。


でも忙しそうだな…。


また声を掛けるのも申し訳ないな…。


そんなことばかり考えていました。


結局、自分からもう一度聞きに行き


「大丈夫ですよ。」


と言っていただいて


娘と一緒にコンビニへ行くことができました。


その時に思ったんです。


返事を待つ時間って、こんなに不安なんだ。


私は普段、患者さんに


「確認しておきますね。」


とお伝えすることがあります。


もちろん忘れているわけではなく


本当に忙しくて


後回しになってしまうこともあります。


でも患者さんからすると


「結局どうなったんだろう。」


その時間をずっと過ごしているんですよね。


しかも、もう一度聞きに行くことって


思っている以上に勇気がいります。


「忙しそうだからやめておこう。」


「また聞いて嫌な顔をされたらどうしよう。」


そんなふうに遠慮してしまう。


だから私は改めて思いました。


「確認しておきます。」で終わりではなく


確認した結果を返すところまでが安心につながる。



この経験は


きっとこれからの看護にも活かせると思います。




人は「見通し」があるだけで安心できる

もう一つ、強く感じたことがあります。


それは


人は見通しがあるだけで安心できる。


ということです。


医療者は毎日同じ仕事をしています。


だから


「昼過ぎには終わります。」


と言われれば、大体イメージできます。


でも患者家族は違います。


昼過ぎって何時?


検査はあと何回?


退院はいつ?


先生はいつ来る?


ご飯は食べられる?


何も分からない。


私はつ 付き添いのためずっと


病院にいましたが


頭の中では家のことも考えていました。


家で待っている子どもたち。


夫との連絡。


退院後の予定。


翌日の生活。


病院の中だけで

生活が回っているわけではないのです。


だからこそ


「今日はこんな流れで進みます。」


「次はこれをします。」


「終わったら退院です。」


そんな一言があるだけで


安心感は全然違うんだろうなと思いました。


特に小さな子どもは


眠い。


お腹が空いた。


怖い。


飽きた。


その時々で状況が大きく変わります。


だから親としては


少しでも先のことを知っておきたい。


その気持ちが、とてもよく分かりました。




相手が安心して動ける環境をつくること

今回の付き添い入院で感じたことは


病院だけの話ではないなと思いました。


仕事でもそう。


家庭でもそう。


コミュニティでもそう。


「返事が返ってくること。」


「先の見通しが分かること。」


たったそれだけで、人は安心して動ける。


逆に言えば


不安の正体は


「分からないこと」が多いのかもしれません。


私は今、病院を退職して


新しい働き方へ挑戦しようとしています。


医療職としてだけではなく


企業や働く人たちの健康支援にも


関わっていきたいと思っています。


今回の経験で改めて感じたのは


健康を支えるということは


薬や治療だけではなく


「安心できるコミュニケーションをつくること」


も、その一つなんだ。


ということでした。



患者家族になったからこそ見えた景色。


この経験を


これから出会う誰かの安心に


つなげていけたらいいなと思います。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました飛び出すハート


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