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経営理論を考えるにあたっては、やはりその業種においてのプロの考えを真似することだけでは独自性というのが失われてしまいますし、アイディアを出すことも重要なポイントです。
事業間の相乗効果を表す言葉として、シナジーとアナジーがあります。

2つの事業の価値をそれぞれ100としたとき、統合することによってその価値が200よりも大きくなる状態になる事をシナジー、150など低くなる場合をアナジーといいます。

シナジーを考えた時に効果的なのは、販売チャンネルや生産、技術、人材や経営管理などがあげられます。
合併というのもときとしてシナジーになる事もあればアナジーに転移してしまう事も有りますので、よく吟味しなければなりません。

アナジーを回避するためには、一つの企業であれば、同一の評価基準で異なる事業の評価を行うことも視野に入れることです。
また本社部門によって各事業の統制を行う事で意思決定のスピードが落ちることなどの弊害が出てきますので考え物です。

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