一度は聞いたり、
見たりしたことがあると思うこの詩
「いろはにほへとちりぬるを
わかよたれそつねならむ
うゐのおくやまけふこえて
あさきゆめみしゑひもせす」
漢字交じりの方がわかりやすい
「色は匂えど散りぬるを
我が世誰ぞ常ならむ
有為の奥山今日越えて
浅き夢見じ酔いもせず」
いろは歌といわれていますね
「あいうえお」の
50音を覚える為に使われています。
昔から記憶術は必要だったようです
(笑)
故人の考えることは奥が深い
実は!実は!
この詩
仏教の心・旗印である「三法印」が詠み込まれています
びっくり
三法印とは
諸行無常(しょぎょうむじょう)
諸法無我(しょほうむが)
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
「色は匂えど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ」は
諸行無常を、
「有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔いもせず」は、
涅槃寂静を歌ったものだそうです
すごい!すごい!
でも、
実は実は実は・・・
いろは歌は
諸行無常(しょぎょうむじょう)
是生滅法(ぜしょうめっぽう)
生滅滅已(しょうめつめつい)
寂滅為楽(じゃくめついらく)
「諸行は無常なり 是れ生滅の法なり
生滅滅しおわりぬ 寂滅をもって楽と為す」
と読みます。
このさとりの言葉を
和訳したのが、
「いろは歌」なのです。
ガーン
このように和訳されています。
「諸行無常 是生滅法」
いろはにほへとちりぬるを(色は匂えど散りぬるを)
わかよたれそつねならむ(我が世誰ぞ常ならむ)
「生滅滅已 寂滅為楽」
うゐのおくやまけふこえて(有為の奥山今日越えて)
あさきゆめみしゑひもせす(浅き夢見じ酔いもせず)
なんだ!
「あいうえお」を覚える詩ではないのか!
仏教のさとりの言葉を
50音の全部使って訳そうとしたのかな~?
故人の考えることは桁が違う
ショボーン
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