昨日の朝、東京で震度5弱の地震が起きました。
NHKさんは地震の報道をしていて、ラジオ体操の放送は中止でした。
上田城跡公園でラジオ体操をするために集まっていた人々は、
拍子抜けしたみたいで、帰っていきました。
NHKさんはツボにはまると、永遠と同じ番組をやり続けるからね・・・!
さて、昨日は友人から能の鑑賞券をもらったので、行ってきました。
自慢じゃないが、
「能」を鑑賞するのは、この年になって始めてです。
自慢じゃないが、
「能」を鑑賞するのは、この年になって始めてです。
演目は能 「屋島」と「紅葉狩」 狂言「清水」でした。
セリフはやたらと ・・そうろう、・・候 ばかりが聞こえてきて
何を言っているのか分からない。
パンフレットに物語の内容は書かれているので
何となく雰囲気は分かりますが・・・。
しばらく聞いていて、能とは音楽なんだと思いました。
音の世界だと考えると納得できる。
笛、太鼓、小鼓、謡曲(地謡)、掛け声、セリフがが奏でる楽曲、
そう、歌曲、ミュージカルににている。
西洋のものとは違い、日本独特の世界観が感じられるのが良い。
座席は一番後ろだったので、観客の姿が良く見える。
・・・どう見ても、楽しんでいるとは思えない。
眠気と戦っている姿にみえた。
目をつむりてみて、子守歌だと思ったら、すごく 心地よい。
すぐ 眠りにつけそうです。
聞いている方は楽しくなさそうです。
古典芸能を鑑賞しているプライドがあるからでしょうか、
必死に耐えているように思える。
単純な物語を(3分もあつたら話せる)、一時間近くかけて演じていることに
うんざりです。
でも、交響曲のような音の世界と理解すると楽しめる。
そして、能は見て楽しむものでなく、
やって楽しむもんだと思いましたよ。
舞台で演奏したり、歌ったり、踊ったり、掛け声をかけたりしている人が
生き生きしていて楽しそうにおもえました。
何百年も続いている秘訣は
演じることの楽しさなんだと感じました。