わかっていたことですけれど
こちらは2週間前に週刊競馬ブックに掲載された、菊花賞の最終登録馬の能力表。フルゲート割れしたメンバーです。
早い段階から噂になっていて、この時点ではすでにオーナーサイドから発表になっていたかと思いますから、〝予定通り〟だったのかもしれませんが、セントライト記念を勝ったレーベンスティールの名前がありません。
今の時代、「ひょっとして……」なんてことは、こと競走馬の登録に関しては、まず起こらないようです。なんだか、ガッカリ感が拭えない。
毎度毎度のことで、慣れてきちゃっているのですが、それこそが一番、怖いことのように思えてなりません。
そのうえで、ともあれ競馬場に行こうとすると、耳に目に入ってくるのは〝ナントカ警察〟みたいなお話ばかり……。この状態って、いつまで続くんですかね。本当に、自分自身のことですけれど、先々が不安になってしまう。
とはいえ菊花賞
そうは言いつつも、とりあえず目の前の菊花賞。皐月賞馬とダービー馬の対決が23年ぶりとかで、参加しないわけにはいかないのですが、この「皐月賞馬vsダービー馬」の構図での菊花賞に関しては、案外、皐月賞馬優勢、の見立てでいい感覚があります。
これは皐月賞馬がダービーを使えなかった場合のみの現象かもしれませんが、それぞれが劇走したとして、皐月→菊と、ダービー→菊の臨戦を比較すると、消耗の度合いが違うんじゃなかろうか、というのがあります。それと、やっぱり日本の競馬は、3000mが純粋なスタミナ勝負にはなりにくい、というのもあるでしょうか。
でも、たまにそうなるケースもあって、その場合の穴馬探しが醍醐味だったりするわけです。だからレーベンスティールの不在はちょっとなあ、とついつい思ってしまうもので……。
でも、ま、ないものねだりはこれくらいにして。
トライアル上位馬から
皐月賞馬ソールオリエンスが、そのセントライト記念2着からの臨戦で、ダービー馬タスティエーラがぶっつけ本番。どちらが消耗度が大きいか、という話で言うと、近年の傾向もぶっつけに利がありそうですが、今年は暑い夏場をしっかり越して、ひと叩きした方に分がないでしょうか。
ということでソールオリエンスを軸に、神戸新聞杯組上位、という見立てでいってみようかと。あえてダービー馬を蹴る?モレイラなのに?
ここのところは最後まで悩ましい、ですかねやっぱり……。