16年ぶりの東京体育館
昨日(1月21日)は同じ総武線でも国技館のある両国ではなく、秋葉原駅からだと反対側になる千駄木駅に向かいまして、画像の東京体育館に行っておりました。
東京体育館に入るのいつ以来だろ…と考えてみまして、葛西裕一選手の世界タイトル挑戦の試合は古過ぎるし、多分フィギュア世界選手権を観た2007年以来かなと。安藤美姫ー浅田真央のワンツーで決着し、まだ初々しさがあった頃のキムヨナが3位だった時です。
でも昨日(1月21日)はボクシングでもフィギュアスケートでもなく、画面左下のボードにあります競技会を観戦してきました。
『天皇杯第48回車いすバスケットボール選手権大会』
決勝戦が行われました。
リベンジのつもりで
長野オリンピックの時に、パラリンピックを観戦しなかったことが、ひとつのトラウマじゃないですけど、スポーツイベント観戦、というテーマの中で、物凄くやり残した感のあることでした。
それを気持ち良く払拭してやろうとした一昨年の東京パラリンピック。あの時は当然のこととして馬術。そして水泳、車いすラグビーの3競技でチケットを抑えて、万全の態勢を敷いたつもりでしたが、ご存じの通り、すべてが無観客開催になって、気持ちは晴れないままになっておりました。
どこかでリベンジ、それも思い切り、と思っていて、このたび、東京パラの時にチケットの抽選が外れた車いすバスケットボールの、しかも〝天皇杯〟なんて大変な試合を観戦することができました。
『NO EXCUSE vs パラ神奈川SC』
の決勝戦の試合開始直前です。
で、こちらは両軍のエース同士のマッチング。
左がNO EXCUSEの香西宏昭選手で、右がパラ神奈川SCの鳥海連志選手です。
結果はというと、51対44でパラ神奈川SCが制し、22大会ぶり4度目の優勝。NO EXCUSEは初優勝ならず、ということになりました。
しかし勝ち負けはともかくとして、やっぱりテレビで見るのとはまったく印象が違ってました。
バスケットボールの技術は勿論のこと、車いすの操作力といい、そのスピードといい、そして勝負にいってのメンタリティといい、本格的な競技に必要なスキルがすべて詰まってます。チャンスがあれば、また是非観せていただきたいと思いました。
いやホントに、場内放送も、活気も、お客さんの声援も、すべてが心地良く、長野と東京パラを現地観戦できなかった悔しさを少しだけ晴らせたかな、という感じ。そしてまた、これから身近にパラ競技に足を運ぼう、というキッカケを得たという意味でも、とてもいい経験をさせてもらえた気がしております。
(相撲と競馬の話はまた明日)