イラつきの話(続き)
前の記事で少し触れた最近のイラつき方についての続きです。一昨日は原因を2つ3つ挙げましたが、この9月というのは実はここ数年、毎度のことでして、その根本に何があるかは薄々わかっているのです。
フランスで行われる凱旋門賞のことが気になるのです。いや、正確には、凱旋門賞に出走する日本馬が、と言うべきでしょうか。日本馬が出走しなければ、どうということはないですから。
近しい友人が日本から3人ほど現地に行きました。ヨーロッパにいる知り合いも、何人か現地入りする気配?です。だからといって、それを羨んで「自分が行きたいのに行けない」だとか、「歴史的瞬間をライブで体感できない」みたいなことでイラついてるわけじゃありません。では何にイラつくのか。
結果がどうなるかはわかりません。
ただ、どちらに転ぶにしても、レース後にどう平静を保つのか、ということが気になって仕方がないのです。
これはもう、本当に複雑過ぎる思いでして、だからあんまり意識の俎上には上げたくない、くらい。
落ち着け、落ち着け、と自分に言い聞かせて……。
正味、あと2日か……。
スプリンターズSに集中
そんなわけで、秋のGⅠ第一弾スプリンターズSも、ここ数年はもうひとつ気持ちが向かないでいましたが、今年は逆に集中したいと思います。
何しろ今年の国内のGⅠは、1番人気馬の連敗記録が継続中、なんですから。前日売りの単勝人気は以下の通り。
メイケイエール
ナムラクレア
シュネルマイスター
の順。
注目したかったのはシュネルマイスターなんですが、8枠15番は微妙ですねえ。1200mが初めてで、テンのペースの違いに戸惑って、多少置かれるのであれば、かえってこの枠はプラスに出るかもしれませんが、ずいぶん前に、中舘騎手(現調教師)に聞いた興味深い話が脳裏をよぎるのです。
「中山外回りコースって、1600mは勿論だけど、案外1200mも外枠の馬には難しい形状をしてるんですよ」
というもの。理由を聞くと、
「外側の景色が微妙に変わりやすい。気が散って集中し切れない馬がいるんですよね。今回はうまくいったけど……」
07年に3歳牝馬アストンマーチャンに騎乗して、このスプリンターズSを逃げ切った直後に聞いた話ですから、先行馬限定の意見だったのかもしれません。
そう考えると、先行型でないシュネルマイスターに当てはめるのはどうかと思いますが、では7枠13番1番人気のメイケイエールはどうでしょうか……。
だったらむしろ1枠1番のテイエムスパーダ、5枠9番ナムラクレアの3歳牝馬に、牡馬ですが4枠7番の3歳馬ウインマーベルあたりの走りに注目する手がありませんか?
何だか関係者の裏話込みで、いつになく競馬ブログ〝らしい〟内容になってますかねえ。失礼いたしました。
ま、たまにはね。
いかん、本日最終回を迎えた朝ドラ『ちむどんどん』について触れられなかった。
というか、結構早い段階で途中離脱して以降、これまたいつになく、ですけれど、結局最後まで取り上げる気になれない朝ドラだったなあ。
あ、別にそれでイラつくことはありませんでしたが。