還暦フリーター(一年の回顧に替えて) | 還暦フリーランサーのおしゃべり処

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元競馬専門紙記者/旧ブログ~「オヤジの競馬倶楽部」~
(ヘイトスピーチはご勘弁)

 

  勇気をもらえたひと言

 

 

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 JRAが競馬場で無料で配布しているカレンダーの2022年版。どうにか入手しました。2021年版は正直今イチに感じられ、今年はどうなのかわかりませんが、変わりなく愛用させていただきます。

 

 ということで、早いもので今日は12月26日。

 2021年もあと正味10日ほどになりました(マジかいな?)。

 

 新型コロナウイルスが世の中を変え始めた昨年の2月以降、あっと言う間に時間が過ぎたような気がしますが、個人的なことで言いますと、35年働いた職場を離れ、〝還暦フリーター〟に転身するという、とてつもないことが起きた今年は、昨年以上に時間の流れが速かった気がしております。

 いろいろ整理することが多かった反面、その間にも新たな出会いをちょうだいしました。特に秋以降は、いろいろと考えさせられることが多かったですが、さまざまに有り難いお声をかけていただいて、全体に感謝するばかりの一年だったようにも思います。

 

 正味あと10日、ということで、還暦フリーターになった後に最も印象深かったことを紹介しますと━。

 

 友達に紹介された競馬好きのMさん(としておきましょう)。一般社会的に見てもきちんとしたお仕事をされていて、とんでもなく優秀な人なのですが、これがまたとんでもなく活動的でいらして、世界各国の競馬場を見て回り、自分でもアマチュアとしてコラムを書かれています。ただ、扱う対象がマニアックな馬や人ばかり。その理由について友達が聞いたそうなのです。すると-

 「レジェンド的に扱われる人(や馬)は自分にとって〝無〟だから」

 と答えたそう。

 

 〝レジェンド的に〟との表記は私が選んだもの。ご本人は勿論はっきりした固有名詞を口にされていますが、とにかく痺れました。

 実は以前から似たような感覚を私も持っていて、私はそれを〝無〟ではなく、〝ZERO〟と呼んでいたからです。

 

 無論、決して悪い意味ではないのです。誰もが絶賛している対象について、上から見て下から見て、右からも左からも焦点を当てて、これでもか、というように考察を加え、そのうえで更に誉めちぎる行為には、それほど興味がない、といったような意味、ですかね。

 「マイナス1でもプラス1でもない〝ゼロ〟」

  ご本人と直接話したわけではないのですが、〝無〟はこれと同じような意味ではないのかな、と思った次第で……。背中を押してもらった、というか、勇気をいただけたという意味で、今年一番、インパクトがあった言葉のように感じてます。

 

 でも、そんな話題をしていると、馬券を取られてしまいますからよくよく注意しないと…。

 

  視点の面白さ

 

 そう、それからSNSでギャグ的に発信されたコメントで、こちらはウケたことをひとつだけ。

 「コロナワクチンを接種した人が必ずそのことについての記事をアップしたくなって、実際にアップしてしまうのは、ワクチンの副作用のひとつだろうか」

 というもの(日本では副反応と称するようですが)。

 自虐的であれ皮肉であれ、そういう視点で世情を論じる術があるのだな、と妙に感心させられた記事でした。

 

 さて、そんなこんなで今週末は有馬記念。

 気合入れ直してまいりたいと思います。

(実は体調ひと息でして、RRC関連はのちほど)

 

 

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