先日15日は、アイアイさばえで開催されたゲートキーパー養成講座に参加しました。この「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人に気付き、声をかけてあげられる人のこと。特別な資格は不要で、だれでもなることができます。
当日の講師には、公認心理士 岡本 克己 氏をお迎えして、ご説明を聴きつつ「こんなときはどうする」と参加者とディスカッションもしながらの研修は大変分かりやすく、改めての学びや気づきも多い貴重なものでした。
鯖江市では、ここ5年で自殺でお亡くなりになった方が52名います(2019~2023年)鯖江市では、今回のような市主催の養成講習を受け、地域の自殺予防に取り組まれている市民グループ、
「ザ・カーちゃんズ」が平成24年に発足。自殺予防の啓発活動、悩んでいる人に気づき、声をかけ話を聞いて必要な支援につなげ見守る役割をしていただく「ゲートキーパー」、いわゆる命を守る門番の役割を務めていただいています。いつもありがとうございます。
悩みを抱えた人は、「人に悩みを言えない」、「どこに相談に行ったらよいかわからない」、「どのように解決したらよいかわからない」等の状況に陥ることがあるとのこと。周囲の人々が気づき、声をかけ、話を聴き、専門家につなぎ、じっくり見守ることが重要。周りの人からの小さな助けがあれば、自殺は防ぐこともできます。大切な人の悩みを見過ごさないよう心がけていきたいです。
鯖江市では無料で公認心理士・臨床心理士による、心の相談会を行っています。悩みを一人で抱えこまずに誰かに話を聞いてもらい心の整理をするのは大切。詳しくは以下リンクでご確認ください。心の相談 – めがねのまちさばえ 鯖江市











