こんにちは✨
病気や障害を抱えながらも、人生を楽しむことを諦めないあきにゃんです
2021年脳出血を発症し、リハビリ、現職復帰、不妊治療を乗り越えて2024年4月に出産予定です。
2021年 脳出血発症(原因不明)
急性期・リハビリ病院 計4か月入院
●失語症・左右失認・
高次脳機能障害・注意障害
2022年9月 脳血管腫摘出手術
●失語症・高次脳機能障害
1年6か月休職期間を経て
2023年4月 復職
2024年4月 出産予定
あっという間に妊娠37週!
いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくない正期産というタイミングに突入しました!
臨月に入ってから、とにかく眠くて気が付いてたら横になっている自分がいます
出産前に色々とやりたいこともあるので少し焦りがあるものの、
体調が一番優先と自分に言い聞かせてのんびりできるこの時期を楽しんでいます
さて今日は復職前に会社に相談したことについて、少し前になりますが振返りを。
私は脳出血発症してから、約1年半ほど休職期間があり現職復帰をしています。
相談相手:直属の所属長(管理職)
総務や人事とは相談のタイミングで
は立ち合いなし
同席→夫(同じ会社)
タイミング:復職約2か月前
内容:病状の説明、課題や困りごと、
周りに配慮して欲しいこと
私は夫と同じ会社に勤めているので、上司のスケジュールの調整などは夫にお願いすることができ
とても助かりました。自分で行うとなると電話で上手く話せるか(失語症)とか、そっちの方に気がむいて
緊張していたと思います。
事前に伝えたこととして、
「復職にあたり部署異動はできれば避けたい」
という旨も伝えてもらっていました。
講師業なので失語症が影響するのは承知の上ですが、
軽度の高次脳機能障害もあるので
新しいことを覚えることがとても難しく、イメージがわかない
という理由です。
脳のワーキングメモリーが小さくなっているので、情報を処理するのが遅く
脳がキャパオーバーになることが簡単に想像できました。
慣れ親しんだ業務であれば感覚を思い出しながら、身体をならしていける。
結果としてはありがたいことに、異動なく現職復帰をすることができました
病気を機に部署移動をせざるを得ない状況になってしまったという話も聞くので
私は恵まれた状況だったと思います。
相談内容としては現在の生活状況やリハビリの進展から、
復職後に考えられること、配慮をお願いしたいことをPPTを使用して共有しました。
実際に使用したもの
これを通院リハのSTの先生と一緒にリハビリの時間で作成しました。
工夫した点
●症状の度合いを【重・中・軽】の3つ分類
リハビリによって回復した症状、改善が難しかったり時間がかかるものが経過と
共に明確になって
きたので。より相手に伝わりやすいように
●対応策として【会社にお願いしたいこと・自分で行うこと】に分けたこと
会社に~して欲しい、というお願いだけでなく自分でも~していく
と伝えることでお互いに歩み寄りたいという姿勢を伝えたかった。
言語化することで自分の中での整理にもなりました
さらにこれを同じグループの皆に共有してもらいました。
人によっては障害のことを周りにあまり知られたくないと考える人もいると思うので
考え方は様々ですが、私は目に見えない障害だからこそお互い気持ちよく
働けるように
積極的に自己開示していきたいと思っていました
色んな人に知ってもらって、みんなにサポートしてもらう作戦
お互い説明する手間も省けるし、事前に伝えておいて良かった!というのが
復職の率直な感想です
特に高次脳機能障害は認知度も低いし、私自身でもよく分からないことも多いので
それを職場の人に理解してもらうのって本当に難しいことですよね。
ちなみに会社に症状を伝えるにあたっては
東京障害者職業センターで受けた【職業評価】のフィードバッグも的確でかなり役立ちました。
本当にありがたい そして無料で利用できる施設なので、知っているか知っていないかも結構大切。
私は上野にあるセンターを2週間程利用。
私は脳出血発症当時から、現職に復職をするということを目標にしてきました。
復職2か月前のタイミングで会社に相談できたことで、復職にむけて気が引き締まりましたし
上司から「出来ることから少しずつやっていこう」という言葉に励まされました
ちなみみ会社にお願いしたこととして
「強い脳疲労を感じたり体調が悪くなった際、関連会社の健康管理センターを使用したい」
と伝えていたのですが
それは検討後に却下されました
設備的に難しいものもありますよね。でも事前に分かったことで自分で対策できました
脳卒中と復職、なかなか難しい問題ではありますが
私の体験がこれから復職をする人などに少しでも参考になれは嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました
応援してもらえると嬉しいです