ロシア文学と一口でいうには、ロシアはあまりにも大きすぎる。
そこの感覚が、他の国の文学と同じであっていいはずがない。
ロシア文学って、本当にロシアと同じくらい大きいのか?
ロシア文学はロシアの隅から隅までを語ってきたのか??
ということで、文学の話を始めるまえに、ロシアの大きさから書き始めることにした。
ロシアの大きさを想像してみたことはありますか。
そこの感覚をなんとか表現してみたい。。
試みその1
ぼくはロシアで進学先を探していた。
街は特に決めていなかったから、夜のうちに東から西までの名のある大学へ向けて、片っ端からメールを送り付けた。
翌日、東の街から西の街へと、朝が訪れる順番に返事が返ってきた。
(ロシア人って意外と律儀に返信はする。)つづく