今もっぱら話題沸騰(⁈)の冥王星ですが、
冥王星を表す代表的なキーワードに
「破壊と再生」「変容」
があります。
「破壊」なんて聞くと、占星術に慣れないかたは
過激だし、怖いと思うかもしれないですね。
でも「破壊」という言葉は、あくまで象徴としての表現で、
「終わり」とか「喪失」と言い換えると捉えやすいと思います。
つまり、冥王星が司るのは「終わりと始まり」
なにかが終わるとき、なにかが始まる
なにかを始めるには、なにかを終わらせる必要がある
という教えです。
そのような「破壊と再生」を通じて、
冥王星はわたしたちを「変容」へと導きます。
その変容は、魂の成長のため。
星の動きが表すこの大きな節目の時代に生きているわたしたちは、
大いなる変容を体験したい魂たちなのかもしれないですね。
今、空にある冥王星(トランジット)は、通過するハウスの物事を変容させます。
トランジット冥王星が、自分のネイタルチャートのどのハウスに在室しているかを見ることで、
人生のどんな場面、分野に変容を促されているかがわかります。
わたしの場合、ネイタルチャートの1ハウスにトランジット冥王星が在室しています。
1ハウスは自分の価値観や存在意義など、自我のハウス。
自分自身の変容、です。
わたしにとって、仕事は自分を象徴するものであったり、
自己価値を表すものだったり、
自分=仕事といった感じだったのですが、
(アセンダントの支配星が6ハウスにいるというのもうなずけます)
そんな仕事のことから、
いわゆる破壊と再生といわれるようなことが起こりはじめました。
挫折も終わりも経験し、負の感情もたくさん味わいました。
でもそれから新しいチャレンジにもいろいろ取り組み、
「再生」も体感として感じています。
まだまだ1ハウス在室は続きますが、
占星術と自分の体験をとおして、なにがあっても大丈夫と思えます。
アストロチャネラー、神秘学研究科の光海さんのブログに
こんな素晴らしい文章があったので共有します。
それは深くゆっくり、じわじわ進められ、否定的なものを破壊し、 癒しと変容をもたらします。
~中略~
これから冥王星がみずがめ座に進むと、 人も社会も大いなる進化と変化が起きます。
そこには崩壊を伴うので 「どうなっちゃうの?」 という不安や、
なんとかしたいという強迫観念が湧きおこったりしますが
必要なことはさせられるし、必要な人に出会い、場所に導かれるので 怖れなくっても大丈夫。
怖れるモノがあるとしたら、エゴ的な欲と、変化への抵抗です。