いやぁ… 月って、揺らぎますね…
占星術の“月”があらわすものは
「感情」や「欲求」
刻々と変化する空に浮かぶ月のように
移ろいゆく心の奥底をあらわしています。
揺らぐものだとわかっていても、
グラングランに揺さぶられて自分を見失うような時もあり…
そんな時、占星術を学び続けて自分とのつき合いかた、
自分の扱い方がわかってきたことが、
とても役立ち、助けになっています。
とはいえまだまだ一筋縄ではいかないわけですが
わたしのホロスコープは、
月の品位がよろしくなかったりハードアスペクトしかないからか、
ネガティブに出やすかったり、暴走しやすかったりするのか、
悩みの元であることがとても多いです。
以前は月の状態がよくないことを残念に思っていましたが、
だからこそ、そこに課題があり大事な学びがあると思えます。
月の使いかたとして大事なのは
まずは自分の感情や欲求に気づくこと、知ること。
「そう思うんだね」「そうしたいんだね」
と認め、受け止めてあげること。
ネガティブな感情というのはとってもとっても不快だし、
どうしても“ネガティブ=悪”と捉え
否定してしまいたくなりますが、
自分の中から自然と湧いてくる感情を
どんな感情も、淡々とただ認める。
「どんな感情を感じてもいい」
これが月を満たす第一歩です。
そしておすすめなのが、
月の対向のサインを使うこと。
“対向のサイン”とは、
ホロスコープを見て、その天体の真向かい、真反対にある星座。
おひつじ座⇔てんびん座
おうし座⇔さそり座
ふたご座⇔いて座
かに座⇔やぎ座
しし座⇔みずがめ座
おとめ座⇔うお座
となります。
マドモアゼル愛さんの「月光反転法」を知り
その効果は感じていましたが、
先日、ヒーラー・星読みのyujiさんが
YouTubeで月の対向のサインについて話されていて
(yujiさんはシャドームーンと呼んでいました)
とてもわかりやすく、参考になるもので、
さらに腹落ちしています。
月の対向サインが表す質は、その人がすでに持っている素養。
デフォルトで備わっているから、当たり前に自然にできたり、
その資質をポジティブに発揮しやすい。
月の対向サインを意識して使っていくことで、
癒しに繋がり、心が安定しととのっていきます。
そしてまた太陽の道を歩いてゆく。
yujiさんは、けっして月が欠損しているとは思わないそう。
『月の欠損』をショックに感じたり受け入れがたいかたも、
yujiさんの話しを聞いていると、
月の対向星座が自分に活かされていることに気づけ
自分への自信に繋がるように思います