悪猫ちゃん
今日は少しギタリスト目線なお話を。
あれ、今年ってもう残り2週間くらいじゃん!
ツアー終わったのに12月もライブの本数が落ちない!
そんな毎日を送ってるよ。
はっきり言ってまだ年末感は無い!
クリスマス感も無い!
それよりもメインアンプとアコースティックギターが駄々コネだして、しょうがないから病院送りにしてやったよ。
先月とかはケーブルやらDI(機材です)やらが調子悪かったし。
なんだか一気に壊れだす家電のごとく、出費だけがやたら年末感。あ、年末感!感じてる!
次のライブまでには修理を間に合わせてもらえると思うのだけど、ふと、我らがレコーディングスタジオFOFTOOに置かせてもらっているbad cat、悪猫ちゃんを急に鳴らしたくなったので、いきなり訪問。たまたまスタジオが空いてたから、思いっきり鳴らさせてもらったよ。
前面のパネルは剥がれてしまいました。貼らなきゃ!無しだとmatchlessと変わらんね。
それにしてもコイツはスゴくいいアンプだってのを再確認。いや、知ってたけど。ただ音がデカいな。いや、知ってたけど。
レコーディングでは活躍するんだよ。最近だとアルバムLove&Soulの中のvsggって曲。バッキングもソロも、このアンプにレスポールを直でブッこんだ音だよ。
ま、生で聞かないとわからないけどパリッとしてボンて感じで、鳴らすと「こんなにロー出んの!?でも海の向こうのギタリストってこんな音出してるかも♡」って想いを馳せることになるね。
スピーカーから音が出てるってより、コイツ自体が鳴ってる感じ。
足元で色々音作りするよりアンプの歪みを使ってやった方が良い!という結論。
っつーか本来エレキギターの歪みはアンプで作るのが1番いいと俺は思っている。だから1番の理想は歪み用にアンプ1台、クランチ用に1台、クリーン用に1台、ソロ用に1台、、、大げさに言うとそんな事になってしまうけど、実際問題予算と運搬に無理があり過ぎる&正直そんなシステムを操れる気がしない&少しめんどくさい。
だからなるべくそれに応えてくれる1台と、幅を広げてくれる為のエフェクターを揃える事になるわけ。
2台使いくらいだったらいけるか。
でもいいアンプになればなるほど、そのままを鳴らしてやりたいよね。いいお肉は軽く焼いて塩降るくらいでいいよ。みたいな。醤油つけなくても旨味と甘味で十分ですね、このお刺身。みたいな。
どこに重きを置くかは弾き手次第だから正解はないんだけどな。いいんだよ、A5ランクの国産和牛をバーベキューで真っ黒焦げのカッチカチにしても。
とりあえず今の俺のサウンドメイクの方向とは少し違うので、最近は登場機会が減ってしまったけど、確実にカッコいい音が鳴ってるから使いたい。来年こそは。。。
ちなみにこの悪猫ちゃんは、ここのレコーディングスタジオに置かせてもらってる&ご自由にお使いくださいってしてるので、もし鳴らしたい人はFOFTOOでレコーディングしてみたらいい。bad catのblack cat 30Rを置いてあるスタジオは中々無いと思うから。
ミドルのツマミがないから初めは戸惑うと思うんだけど、まずはベースもトレブルもゼロにしてボリュームをバンと上げてみたらいい。それだけでうおっ!ってなるから。それだけで大体いい感じの音になるよ。ただ、音デカいけど。
アデュー