入院
俺のアンプが入院しました(´Д` )
すっかりサッパリうんともすんともビクともしなくなりました。だからキッパリ言ってやりました。
ユー!修理してやるぜ!
真空管がイかれたわけでもなく、ヒューズがトんでるわけでもない。
ということは、もはや私の手に負えない回路の問題なのでしょうか。
真空管のアンプはトラブルが多いからな。トイレのトラブルは8000円な。
アナログで時代に逆らっている真空管という存在。
こんな奴中々いないよねと、神田くんと話したわけですが、確かにこんなにも世話の焼ける奴をみんな使ってるわけですよ。
最近は真空管じゃなくてもいい音が出せるようなアンプはあると思うんですけどね。
これ、ギターアンプだけでなく、オーディオのアンプとかもね。
真空管の何がいいんだろうってちょっと考えてみました。
音が太いとか、温もりがあるとかってのはまあ普通にそうなんですけど、最近の技術はそれすら再現してきてるんじゃないかと思うわけです。
だから技術で再現できないところ、いや、する必要のないところ、、、
というわけで雑味だと思いました。
ノイズだったり、融通がきかないところだったり。もうこれ以上入力されても歪まないんですけど!大変なんすけど!高いんですけど!すぐ壊れるんですけど!大事に扱ってくれないと、私、どこか飛んでっちゃうよ!あなたの気持ちがわからないよ!お願い!しばらく1人で考えさせて!
けど何か。っていう潔さわじりだったり。
レコードの針の音みたいなね。
どうしようもない雑味です。
胚芽米は栄養価が高いってことです。
高いし壊れやすいくせに、多くの人が何かを感じて真空管を使っているわけです。
だから今回の修理も、まったくしょうがねぇな、お前は、、、といって優しく抱きしめた後、病院送りにしてやりました。
これは全くもって再現する必要のない雑味です。
ただ
壊れないならそれに越したことはありません。
しばらく中野区に入院します。
アデュー