子育てにピークで悩んでいた頃、ある人に言われた。

「あなた(私)と娘さんは違うのだから、あなたが嫌なことを、娘さんが嫌だとは限らない」

私が母にされて嫌だったことを、私が娘にしてしまう、それがやめられないと言ったことに対しての言葉だった。

その時、少し心は軽くなったけれど、私はまだ自分を責めていたので、やっぱりこのままじゃダメだと思っていた。
そうやって、自分を責めれば責めるほど、その行為はエスカレートしていくばかり。
その頃は、本当に辛かった。

何をしても、どんなに努力しても、その一点だけは、どうしても変わらなかった。

自分が自分を許していないのだから、その「やってはいけない」という想いは膨れ上がる。

小さな頃から、怒りを封じ込めたままの私は、怒りの扱い方がわからない。
それは、いつも突然やってきた。

疲れていたりストレスを溜めると爆発するのがわかっていたから、疲れないように、ストレスを溜めないように…。
そんなことをしても、全然疲れない人はいない。
ストレスのない人も。
だから結局堂々巡り。
先の見えない暗闇を歩いているみたいだった。

結局、全ての怒りを放出するまで、止まらなかった。

私にとって必要だったのは、周りの支えや、主人のフォロー、そして娘の存在だった。

本気で、主人と別れて娘を手放そうと思ったことがある。

全てのことから逃げたかった。
その時の私には、そっちの方が楽だった。

もしその時に全てをすてていたら、私の心は、からっぽになっていたかもしれない。
けれど、その時の私は、私がいない方が娘はしあわせになれると、本気で信じていた。

今は、そうは思わない。

私がいなくても、環境さえ整えば、娘はしあわせだと思うけれど、娘はたくさんの愛を私に伝えようとしてくれる。
私は、ただそれを受け取ればいいだけ。

娘のピアノが、私の心を癒してくれる。

私がもう一回弾いてとリクエストしたら、彼女は満足そうに笑った。

満面の笑顔だった。

私の中に、愛が溢れてくるまで、ただ愛を受け取ろうと思います。

ありがとうございます。
ありがとうございます。