自分の考えを押し付ける看護、子育はNG‼︎ | 【埼玉/越谷/茨城/土浦/つくば】とにかく明るい性教育 パンツの教室

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パンツの教室インストラクター
現役保育園看護師。元救急病棟・精神科ナース。

精神科に勤務し4年。

日勤常勤という事もあり

最近は実習指導者が休みの日は

私が実習生に指導する事が多くなって来た。

 

次回の3ヶ月間の指導者研修は

自分になりそうな予感。。。ガーン

 

人に教えるって難しい。

 

精神科なら尚更、、

 

教科書通りに全然できない。

 

距離感わからない、

質問しても全然違う質問が返ってきて

情報収集ができないガーン

どの話が現実で妄想なのか区別できない!

などなど…

 

私たちでも難しいと感じることが

多々あるのに

2週間しか関わらない学生には

もっと難しく感じると思うあせる

 

一昨日も学生指導をしていたのですが

学生や看護師が陥りがちな患者さんへの

関わりや指導があったので

お伝えします。

これは子育てや人間関係も同じかなとビックリマーク

 

退院が近い患者さんに対して

退院について話したい

退院指導をしたい学生。

伝えたいや教えたい事を

しっかり考えて来たので

いざ患者さんの元へあし

 

しかし、患者さんはソワソワ

頭痛や腰痛など妄想に絡んだ

身体的症状を訴えていた。

昨日と全然違うあせる

 

なぜ患者さんがソワソワ

しているのかというと

患者さんのお母さんが

白内障の手術日だったから。

 

私だったら、白内障の手術ぐらい

日帰りだし大丈夫でしょ!と

普段通りに生活していると思いますが

精神科の患者さんは、ちょっとした事でも

心配にり精神症状が表れる方が多いです。

 

学生がついていた患者さんも

お母さんが心配だったのでしょう。

ソワソワ、ソワソワアセアセ

 

学生の言っている事も上手く伝わらず

午前中の報告の時に

「患者さんがソワソワしていて全然

伝わりません。退院の事や幻聴など

聞きたい事もいっぱいなのに。

どうしていいかわかりません。

どんな対応をすればいいのか。」と

本当に悩んでいる様子でした。

 

確かに、患者さんは退院間近で

退院指導が一番に挙がってくる看護です。

しかし、今日の患者さんにとって

それが一番なのか。

今はお母さん事で頭がいっぱい。

今日の看護は不安や心配な気持ちに寄り添う

それが今できる一番いい看護!

 

今、退院指導をしたところで

患者さんの為と思ってやっていても

それはただの学生の考えの押付けになってしまい

患者さんのためにはならない。

 

患者さんが今何を考え、何が辛いのかを

よく考えて、日々の状態に合わせた看護を

していく事を伝えました。

私の思いが伝わったのか

学生はちょっとホッとした顔をし

「そうですねぐすん」っと。

 

「こうなってほしい、こうしてほしい」と

患者さんに指導してしまうことが多い。

でも、本当は患者さんは

それは望んでいないかもしれません。

人によって、理想とする世界が違います。

 

これを選択理論では上質の世界というのですが

それについては今後・・・

 

患者さんの理想の世界

患者さんの気持ちを理解した上で

退院指導や関わりを持っていくことが

大切だと改めて感じました。

 

子育ても同じです

子供が今何を考えているのか

何をしたいのか

どうしたいのか

どうなりたいのか

を常に考えて接していかないと

私達、母親の願望などを押しつける事に

なってしまいます。

 

強制=コントロール

人をコントロールすることはできません。

もちろん子どもも。

 

力で抑え強制する看護、子育てに

ならないように意識していかなければ

いけません。。。

私もやりがちなので

気をつけていこうと思いますドキドキ