そして今回の妊娠。
当たり前のように元気な子が産まれてくると思い込んでいました。
初期スクリーニング検査で胎児の首に浮腫が3.8㎜ありますと診察室で聞かされた日。
何も知識のなかった私は頭の中が???でいっぱい。
『染色体異常の確率が高くなる。けど何もなく健康で産まれてくる子もたくさんいる。浮腫の原因は分からない。』そんなようなことを繰り返し言われた記憶があります。
お腹の子が障害を持っているかもしれない。
さっきまでのエコーで会えた喜びは一瞬で消え去り、先生に質問すればするほど声は震えて涙が流れていきました。
詳しい検査を受けたいなら夫婦でカウンセリングを受けないといけないということで、後日受けることになりました。
ここでの話はあくまでも確率の話。
赤ちゃんの全体の病気の約3割が染色体異常と言われていて、残り7割はまだまだいろんな病気がある。
産まれてから分かる病気もたくさんあるというような説明を受けました。
確実に結果を出すなら羊水検査しかない。
ただ、羊水検査はリスクもある為、クアトロ検査(母体の血液検査、体重等からトリソミーの確率を出す方法)を受けてから羊水検査に進むのも一つの方法ですと話を受け、検査することにしました。
ここではまだ大丈夫だろうという考えが夫婦にはあったのだと思います。