朝から夕方近くになっても何も釣れず、小腹が減ってサキイカをかじっていた私。
ふとあることを思い出し、手に持っていたサキイカを針にくくりつけて海に沈めてみた。
おそらく海中では、こんなことが展開されていたに違いない。
腹減ったな~ポチャッ ←誰かのオキアミ
あぁ、またオキアミか。もうオキアミもイソメも食べ飽きたっつーの。
ポチャン ←誰かのルアー
これルアーでしょ。知ってんだから。ポトン ←私のサキイカ
ん?なんか良い匂いがするぞ・・・ 行ってみよう
おお!!今まで見たことないものがある!
ちょっぴりかじってみよう
うんまーい! なにこの食感! 新感覚!!
よーし独り占めじゃ! いっただっきまーす!パクッ
その結果・・・
カサゴが釣れた!!
私は急いでTちゃんのところに報告しに行った

こんな感じで
↓T:「おお~すごい!!絶対に釣れないと思ってたのに!(笑)」
私は釣れると思ってたぞ( ̄ー ̄)
でも、サキイカで釣れたのはこれだけ。
この後は何も釣れず、仕方なくエサをオキアミに戻した。
それでもやっぱりなんのアタリもない。
そしてある時。
オキアミはまだくっついてるかしら?
と思って巻いてみると・・・
あれ?なんか釣れてる

これ、カサゴ?カサゴの稚魚じゃない??
3センチくらいしかないよ~~めっちゃ可愛い

私、貝殻ならある程度の知識はあるけれど、魚はあまり詳しくなくて
この時はこれをカサゴの稚魚だと思っていた。
ところが

この魚は、なんと「ハオコゼ」という 猛毒 を持っている魚だった

「これはハオコゼという毒を持った魚だよ!」と、親切に教えてくれた方がおりまして、
図鑑を見てみたら、こんな記述がありました・・・ ↓
「背ビレのトゲには猛毒があるので、釣り上げた際には扱いに注意が必要」
「ハオコゼを釣ってしまった場合は、素手では絶対に触らないこと」
私、普通に触ってたよ

カサゴは「カサゴ目フサカサゴ科」で、ハオコゼは「カサゴ目ハオコゼ科」。
同じカサゴ目だからカサゴに似てるけど、明らかに背ビレが違う。
痛かったり腫れたりしなかったので、幸いヒレには触ってないようです

可愛い顔してるのに、こんな恐ろしいちびっこギャングだとは思わんかった

知らない魚はむやみに触ったら危険だね

でもこんなに可愛いと飼いたくなるわ

たいしたものは釣れないけど、やっぱり釣りは楽しくてこのまま夜釣りに突入

そして日が暮れてから、まるで入れ食いのように釣れだしたのはこれ ↓
ゴンズイ。
このゴンズイという魚は、釣り人が嫌悪するNo.1の魚 だそうです。
トゲ状になった背ビレと胸ビレには毒腺があり、刺されると激痛に襲われ、患部周辺はひどく腫れるらしい。
ナマズの仲間だから、顔もナマズに似てちょっぴり可愛い気もするんだけど
ヌルヌルがかなり気持ち悪く、針を外すのも一苦労なのです。
それなのに釣れるのはゴンズイばっかり。
ここはゴンズイワールドか
っつーくらいゴンズイしか釣れん。あぁ~こんなことならお祭りに行けば良かったなぁ。。
時間は午前0時過ぎ。
このエリアで釣りをしてるのは、自分達ともう一組だけ。みんな帰ってしまった。
ゴンズイしか釣れないからかしら?
でも夜釣りも楽しいな

そして釣りをしながら静かな海を眺めていた私は、ふとあることに気がついた・・・
《つづく》




