あの日から一年…


元気でいますか

笑っていますか



一年という月日が流れたけれど、時間のスピードがよく分からず、ただぼんやりと周囲だけ流れ過ぎたような感覚に近い。


一年先なんて考えもしなかった。


突然変わり果てた世界で

どうすればよいのか分からず

どこを見ればよいのか分からず

絶望と空虚のなかで悲しみと苦しみをグッとこらえてきた。


何度も狂いそうな感情に襲われ動けなくなった。ときに辛い記憶に蓋をしたり、忘れないよう記憶を呼び起こしたり、矛盾していることを繰り返して


多くの人が一年という月日を「早いですね」と言って、寄り添ってくれる。

ほんとに「もう1年経ってしまったのか」と、時が経つのを早く感じる。

でも、周りの人とは違う時間。

同じ一年でも経験した人しか分からない

全く違う一年…


ブログを始めた頃は「踏ん張る」という意味がよく分からなかったけれど、今なら分かる気がする。

こうやって一年生きてきたことが、踏ん張っているということなんだと…




一昨日、一周忌を執り行った。


遠方から親族が集まってくれて無事に終えることができた。息子のことを想ってくれることが嬉しかった。

読経をあげてくれている間は、自然と一年前のことが頭に浮かび涙が流れた。


目の前で起きたこと

警察が駆けつけたこと

救助ヘリが捜索したこと

自分だけ救急車で運ばれたこと

行方不明のまま夜を過ごしたこと

変わり果てた姿と対面したこと


あれは本当に現実だったのだろうか

記憶が薄らいでいく…

まるで遠い昔のようにも思えたり、現実ではないように思えてしまう。


生きている心地はしない

でも生きている…


心の居場所が見つかるのか分からない

でも生きなければいけない…



パパは頑張れるのかな




少し前に家族、親族で集合写真を撮る機会があった。久しぶりに集まる場で和やかな雰囲気で撮る写真…なのに写真を見ると、自分だけ笑えていなかった。


笑顔のつもりだった


もう心から笑うことはできないのかな

そうだとしてもとショックは隠せなかった。

なんか、、笑い方を忘れてしまったな…




空を見るといつも想う


無になって空を飛んで行けたらいいな





宇多田ヒカル「桜流し」



もう二度と会えないなんて信じられない

まだ何も伝えてない

まだ何も伝えてない