一緒に並んで歩いたこの道
もう歩くことはないんだね
一緒に走って競走したあの時間
もう競うことはないんだね
一緒に喜んでくれたあの笑顔
もう二度と見れないんだね
旅立つ前の日、珍しく首のあたりが痛いって言ってたね。ずっと続くなら病院に行ったほうがいいよって。あれから聞けてなかったね。
もう痛みはなくなったのだろうか…?
変わり果てた姿を見た時、大事にしてた歯が欠けていた。漂うなかで岩にぶつけたのだろう。毎日毎日、時間をかけて磨いていた真っ白な歯。
どんな思いをしたのだろうか…?
なぜか
いつもそんなことが思い出される…
寂しさと恐怖、罪悪感が増していく日々。
こんなはずはないのに、嫌でも現実を突きつけられてしまう。もうこれは夢ではないんだと…
分かってはいても、さらにさらに胸を突き刺されるような感覚。
目の前を見れば見るほど、これが全てなんだ、もう過ぎたことなんだ、と言い聞かせられる。
だから…
もう見たくない
もう聞きたくない
もう言いたくない
もうこれ以上、目の前を見たくない
もう先のことを考えたくない
もっと、君と今日のことを話したいのに
もっと、君と未来のことを語りたいのに
もっと、君と思い出を作りたいのに
何もかも冷たく突き放されてしまう
もういいよ
あの頃に戻りたい