息子がいた年が終わり

息子のいない年が始まる。


なぜかいつも以上に悲しい。

涙が頬を伝う


かけがえのない息子が目の前で消え、世界が一変したあの日。思い出すだけで胸が苦しくなる。


決して忘れられない


光を見失い、幸せが消え失せ、物の見方や意味が一変してしまった。

生きる意味を探し求め、自問自答し、それでも答えは見つからなかった。


こんな見知らぬ世界

どうすればいいか分からなかった。


そんな涙に暮れる中、たくさんの愛と励ましに出会えた。ご自身も辛く苦しいはずなのに、相手を思いやる心優しさを知った。人と人、心と心、支え合えることを知った。


1人じゃなかった


冷え切った心に、どこか温もりを感じることができた。私も同じようにしたいと心から思えた。


ときに、悲しみに潰されそうになりながら、立ちあがろうされている方


ときに、踠きながら勇気を出して前へ進もうとされている方


それらを知って、

力を分けてもらえた気持ちになれた。


彷徨いふらつきながらも立っていられた。

こんなにも有り難いことはなかった。


明日からこの見知らぬ世界を前へ歩いていけるのか、まだ分からない。


それでも、小さな一歩を踏み出せるようになればと思う。「乗り越える」なんてできる気がしないけど、悲しみをコントロールすることができればいいなと…そう思う。



大切な君がいた最後の年

何もかも全て忘れない


ずっとずっと