再び訪れる宇宙を主戦場とする戦いを前に南米の地球連邦軍本部ジャブローを飛び立ったWB。
所属は囮専門の第13独立部隊です。WBは目立つ艦型の上、ニュータイプ部隊の上げたその戦果はすでにジオン側の脅威となっており、目を引くこと比類なく、囮には適役でした。なぜならシャアでさえザンジバルで追ってしまい地球連邦軍主力艦隊は無事にジャブローから打ち上げられ、囮作戦大成功となりましたので。
「囮艦は他に3隻出す」という連邦軍首脳部のセリフがあったので全4隻の部隊?しかしここで地球を飛び立ったのはWB単艦でした。残りは後で?
さてさてザンジバルでWBを追うシャアは、WBの進路上の位置にいた、元シャアの副官をしていたドレン大尉率いるムサイ級軽巡洋艦3隻から成るパトロール艦隊「キャメル艦隊」に指示を出します。WBの頭を抑えるようにと。
挟み撃ちに遭うWBは二者択一を迫られ、反転してシャアのザンジバルと戦うのではなく、3隻のキャメル艦隊との戦いを選択します。ただの1隻とは言え、やはりシャアと戦うのは避けたかったようです。
大気圏外に達したWB
「お前の艦隊なら木馬(WB)の頭を抑えられる」とシャア
「木馬とは縁がありますな」
「大佐は宇宙(そら)の方がお似合いになりますな」とドレン
キャメル艦隊の発進させたMSは6機
「やってみるか!」と長距離射撃を試みるスレッガー
さすがニュータイプ部隊のWBの搭載機部隊は、自らの損耗はなく、一方的に戦果をあげていく
WBの両舷に2基4門あるメガ粒子砲がムサイに向けて火を噴く応戦するキャメル艦隊
この艦隊のムサイは後期簡易生産型で主砲が3基から2基に簡略化されてます
ガンダムの姿が見当たらないことに気づく
「おかしい!ガンダムはいるはずだ!」と。
しかしミノフスキー粒子下とは言え、一番恐ろしい敵機の動きを追っていなかったのですか?
MS戦には参加せずに密かに艦隊の上空まで距離を詰めていたガンダムが襲いかかる
しかし数の上での不利で1機でも貴重なはずなのに、にも関わらずMS戦に参加しなかったのは、味方への信頼にしても凄い!
さすがWB隊!
戻って艦隊の直援にあたっていたMSが応戦する
しかしガンダムの放った火線はMSをムサイを次々と捉え