2012年のセンバツ高校野球にて選手宣誓をした阿部翔人選手(石巻工)にあった「人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて辛いことです」この言葉を思い出しました。

なんでこんなことが起こるんだろう。怒りの矛先を向けられないこの辛さ、悲しさ、悔しさを私も2011年に味わいました。今でも放射能の影響で地元にまだ家があるのに帰ることができません。

私も経験してきましたが、今回の地震で報道されていないこと、想いが届ききっていないこと、現実とは違った情報が流れていること、様々なストレスがあると思います。

今は現実を受け止めることができないことも、悲しみしかないことも、時間が解決するのを待つか、前を向いて今できることをやっていくのかは自分自身次第なんだと学びました。

熊本の皆さん、九州の皆さん、頑張りましょうと軽々しく言えないというのが本音ですが、僕自身、震災の当事者として少しでも気持ちを察してあげたいという気持ちです。

東日本大震災の時、九州の方々にもたくさん助けていただきました。今、してあげたいことと必要なことは=にはなりにくいこともあるんだと学びました。正しい情報収集を行い、必要なところに必要なモノを届けられるよう慎重に行動して行こうと思います。

必ず。