チラシの読み方・・・Part.4(既存建物) | えがおのたね。 ~住まいは家族の笑顔のためにある~

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私たちは、不動産業の他、設計、測量、登記など、家や敷地に関してのプロフェッショナルです。

これから物件の紹介や地域その他の情報などをご紹介していきます。

よろしくお願いします♪

よく「中古物件」と言われている、既存建物。

一番いいなぁ~って思うのは、建ってから数年または、数十年経ていることで、雨漏れなどの問題が、チェックできるって事。


でも、気をつけなくちゃいけないのが・・・

やっぱり昨日話した、「用途地域」と「敷地と建物」の関係。


もし現金で、家を購入したとしても、今度「売る」側になったとき、難しくなってくるので、ココは要チェック!!


おさらいも兼ねて・・・

用途地域:第一種低層住居専用地域 建ぺい率:40% 容積率:80%となった場合。
敷地の大きさは100㎡。

建てられる床面積は、柱や壁に囲われている部分の面積(建築面積)が、最高で40㎡。
1,2階などの床面積を全部あわせて、80㎡までが最高床面積(延べ床面積)となります。


もし、既存の建物で、建ぺい率40%をクリアしていたとしても、容積率がオーバーしていると、住宅ローンは使えません。(もしかすると、例外があるかもしれませんが・・・)


ローンを使うためには、オーバーになっている面積分を「減築(げんちく)」する必要があります。

つまり、一部取り壊す・・ということです。


今日は、ここまで。
明日は、この続きをお話ししますね。


今日も読んでくださって、ありがとうございます♪