N-Box+ ベッドキット製作 その3 | オレンジと自然体に

N-Box+ ベッドキット製作 その3

ベッドキット製作 前回記事

放置していた、Nbox+のべッドキットの製作を進めました。


前回までの状況をおさらいしてみます。
フラットを作り出す、クリアパイン材は調達済みです。
そのクリアパイン材を支える部材として
後部の支えは、30角のアルミフレームで製作済みです。
前部を支えるサポート金具の
製作待ちで、一端停止していました。




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そのサポート金具ですが
8月の夏休みの間に、お世話になっている機械屋の社長さんにお願いして
設備を貸していただき、作ってきました。
6mmx65mmの鋼材を、ガスで熱してハンマーで叩いて曲げて
ネジ留め部をオフセットさせるため、15mm分の鉄板を溶接しました。
M6のボルトでネジ留めするため、φ7の穴を2ヶ所穴あけしてあります。




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そのサポート金具の、取り付け作業を行っています。
ウエス用の古着を使って、クリアパイン材のレベルを出します。
横渡しの30角アルミフレームをバイスで固定します。
そのアルミフレームの下面にサポート金具を合わせて
穴あけ位置をケガキました。
ポンチを打って、M6タップの下穴φ5を加工します。
自家用車なので、躊躇なく加工してしまいます。
ホントは無加工で設置出来ると良かったのですが
いろいろ考えた結果、この方式で進めることにしました。




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シートフレームの鉄板、1.5mm位の厚みで
M6のタップを立てるのには、若干厚み不足です。
最悪ダメだったら、φ7のキリで通してしまって
ボルト・ナットで留めれば良いので、
まずM6のタップを加工します。




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左右のシートフレームに加工をして
サポート金具を取り付け、30角のアルミフレームを横渡ししました。




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左ドア内張りに対してのクリアランスです。



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同様に右ドア内張りに対してのクリアランスです。
両方合わせても、10mmくらいでギリギリです。
横渡しのアルミフレームを、エスティマで使っていた時の部材を
そのまま流用しています。
1180mmの長さですが、
この長さである必要は無いので、30mm位切断し
もう少し余裕を持たせようと思います。





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リアゲートからの眺めです。
クリアパイン材、中ほどがくり抜いてあります。





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フロントシートのアームレストが盛り上がっていて
その部分のニガシとして、くり抜きました。
後部のボードレベルを基準レベルにしましたので
このような形になりました。





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クリアパイン材後部の支え、側面の様子です。




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上面からの画像です。
リアシートベース部に、フラットな部分が偶然あったのです。
そのフラット部に長方形に組んだアルミフレームを立てます。




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固定はしてなくて、置いてあるだけです。



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上部に2ヶ所、アングルが取り付けてありますが
ボード下部を支える役目になります。
ボードが、若干ですが前方に傾斜が付いているので
そこを支えて、より水平化させています。
板を敷いて、上から荷重が掛かってしまえば、グラグラすることなく
また、フロントシートにてアルミフレームをスタンドさせるスキマを
微調整すれば、そのスキマにすっぽり入ってしまいます。
その為、固定してなくても倒れる心配は全くありません。





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1mx2mのアルミロールマットを敷いてみました。
実際に使用する形になります。
完全にフラットな、1mx2mの平地が生まれました。
2人なら大楽勝で寝れます。
その気になれば、3名での就寝も可能です。

また、ヘッドクリアランスもエスティマより高く確保出来ました。
昭和時代の平均的なおっさんなので
座高が高い・・・・・・・^^;
エスティマの時は、頭のてっぺんがつかえてしまっていましたが
N-Box+では、余裕のヨッチャンです。
缶ビールを飲む時に頭部が動きますが、それも可能です。
何mm高さが取れたか、計測するの忘れましたが
すごい快適デス!





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ロールマット、クリアパイン材を取り払った様子です。
最前部にアルミフレームが見えます。
中間部のアルミフレームは、ボード下部に隠れて後ろ側からは見えません。





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横から見ると、確認できます。




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ベッドキットの全部品です。
これをどのようにして積載して目的地まで行くのか?
そこまでは考えていなかったので
いまから考えます。
積載出来なかったら・・・・・・
チ~~~~ン、終了となってしまいます。




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何パターンか試してみました。
これが最も収まりがヨロシイようです。
4人乗車はキツそうです。
3名乗車、車中泊ドライブなら対応できそうです。
荷物は、後部ボード下に積載できるので
よっぽど大荷物でなければ、フラット面には荷物を置くことなく
過ごせそうです。
あとは、実際に運用してみて、気になるところがなければ
完成として、改善点があれば、都度対応していきます。





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助手席のヘッドレストスタンドにワンタッチで縛り上げてあります。
ワンタッチ、2輪車をトランスポーター内で固定するのが
本来の使用法ですが、テンションが簡単に掛けられるので
私は多方面で使用しています。
なので常時2~3本は積載しています。



製作したサポート金具を、スプレー缶で塗装をすれば完成かな。
実戦投入はいつになるでしょうか?
早く試してみたいデス・・・(^_^)v