助産師の山本晶子です。
コロナと母乳の関係について、
私は、ラクテーションコンサルタント協会と
日本母乳の会のHPより、
情報収集しています。(他に情報収集の方法があれば教えてほしいです)
まだまだ分からないことも多いウイルスですので
情報は日々変化するだろう、ということを前提です。
新生児科医、大山牧子先生のスライドが
一般の方にもわかりやすいので
ご紹介しておきます
こちら 《出産・授乳を控えたあなたへ》
妊娠中の方、母乳育児中のかたにぜひご一読いただきたいですし、
もし周りにそういう方がいらっしゃる方には情報としてお伝えいただきたいです。
現段階の情報によると
コロナウイルスの母乳からの感染リスクは低い
ということです。
日本母乳の会HPより
《コロナウイルス陽性のお母さんの授乳》
日本産婦人科学会⇒人工栄養(ミルク)
日本小児科学会⇒搾乳
日本新生児育成医学会⇒搾乳
さらに、ラクテーションコンサルタント協会HPの情報より
WHO、英国ユニセフ、米国CDC⇒直接授乳も否定的ではない
みんな、意見バラバラ。。。
日本では直接授乳を勧められることはなさそうですが。
でも、どれも間違っていない、とおもうのです。
ただ、母乳の免疫という利点が大きいので
母乳育児を継続したい、という母親の気持ちに
寄り添い、コロナ流行下だからこその支援や
妊娠期からの情報提供は大切だな~と思ってます。
一つ前の記事、
女性はもっと自由でいいのではないか、
でも書きましたが
妊娠中、授乳中の女性が、自分がこうしたい、という気持ちを
医療者にちゃんと伝えられることが
また大切だとおもいます。
ただ、この状況の中、自分が希望したことが
必ずしも通る訳ではない。
搾乳または直接授乳を継続したいと思っても、
人工乳を選択しなければいけないこともでてくるかもしれない。
・・・でも、大丈夫
ラクテーションコンサルタントのからの声明にもあるように
『母親が搾乳を続けることで、
あとで母乳育児を開始しやすくなる』
というのは事実です
↑NICUでずっと母子分離の方でも搾乳で
母乳の分泌を維持していたのも見ていましたし、
私も早産の生後1ヶ月半くらいまで娘を搾乳で育ててました。
搾乳って・・・母乳をしぼることなんですが
今までは本当に必要な方にしかおすすめしていませんでしたし
方法もお伝えしていませんでしたが、、、
これからは全妊婦さん、授乳中の女性への
情報提供も必要かと、、、思いました。
(感染してしまってからでは直接伝えていくのが難しいため。
と、ラクテーションコンサルタントの声明にもありました。)
ブログでもどうお伝えしたらわかりやすいかな~と
考えてながらすすめていきます
私は、自分の子育ての時に
退院後すぐにメデラ手動搾乳機を購入して
使っていたのですが、
手動が疲れすぎて、
その後、悩んだ末に・・・
Amazonのお急ぎ便で電動搾乳機(2万円)を買ったっていう・・・
↑欲しいと思ったら、一刻も早く手に入れたい心境。
電動購入後、3週間で搾乳機は不要になった・・・。
いつも爆睡でぜんぜんおっぱい吸えなかったよ