音楽も


絵も


写真も


造形も…


人が作った


美しいものは


たくさんある…



ときに


それらに


元気付けられたり


癒やされたり


するのかもしれない…









だけど…


どん底の底、


底なしくらいに


落ち込んでしまった者には


それらは


もはや


何の力も無かった…。




音楽を流しても


耳には聞こえず、


絵を見せられても


目には見えず、


そこまでの人間に対して


誰が何をできるというのだろうか…。




私からしたら


ドクターも


薬も


まやかしにしか過ぎない、と


始めから


病院のドアさえ


叩かなかった…。








ただ


唯一


かすかながら


束の間の安らぎを


当時の私に


与えてくれたのは











【自然】












当時は


よく


夫が


阿蘇に


私を連れ出していた…


半ば


強制的ではあったものの




夫ができる


精一杯を


私にしてくれていた…






山の中にいると


“息”ができた、




「息をしている」と


感じられた…




逆に


いかに


日常生活で


息をしていないか、に


気付かされた、


毎回


山に行くたびに…。








ただ


それも


当時の私にしたら


誤魔化しなような


そんな感じだった。






闇の中にいた私…






その闇にいた原因は


私自身の


それまでの


在り方・生き方。




生きる目的や


生まれてきた意味を


知らなかったから…



生きる力を失っていた…。













その時期


私自身は


苦しみしか


感じていなかったけど、






今思えば、


その時期に


私は


私自身の中で


本当の強さ、


忍耐、


信じる心、


強い意志が


育まれていたことを知る。






やがて


私を救ってくれた


【偉大な存在】を




私自身が


はっきりと


実感できた時、







長い長い


闇のトンネルを抜け


私は


光の下に


ようやく


立つことが


できるようになっていた…。







【偉大な存在】は


自然以上の力で


私を


救ってくれた…







私は


生きる目的、


生まれてきた意味を


いつも


意識しながら


この一瞬一瞬を


過ごしいく…




それが


できる今が在ることに


幸せを


噛み締めながら…。








熊本県合志市野々島


なぎの木整体


MOE