畑で野菜を育てることを通して


観えてくることは


計り知れません。






一粒の種をまけば


その小さな種から


想像もつかないくらいに


大きくなり、


花が咲けば、


種の数は


数え切れないくらいに


実ります。




何らかが原因で


野菜がダメかも…と


一瞬は感じたとしても


日にちが進むにつれて


奇跡的な回復を見せたり、


逆に


これはイケる…と


思っていた野菜が


最終的にはダメになったり


予測つかない野菜たち。


その野菜が


収穫のときを


迎えると…


感謝しかありません。


「よくここまで育ってくれた」と。



本来


野菜に値段は付けられないことも


分かりました。


安い、高いなんて言えなくて


「在ることが有り難い」


本当に


そう思えてきます。



畑は


ダンゴムシもいれば


イモムシ、


ミミズ、


カマキリやバッタ、


テントウムシ、


チョウ、


ミツバチ…


数え切れない虫たちがいます。



そして


土には


目には見えない


微生物たちが


絶え間なく働いてくれています。





まったく畑を知らなかった頃


私にとって


虫は敵でした。





だけど、


農薬を使わず


除草剤を使わず


土壌消毒をせず


化学肥料を一切与えないで


野菜を育てていくうちに


虫は


【虫としての役割】を


生きていることを知りました。




虫に対する見方が


変わった時から


私の敵は


消えました。






【ともに…】





本来は


敵も味方もないことを


私は


野菜を育てる中で


気付いていきました。




人間も


同じではないか、と


思うのです。





私が


畑を知らず


虫を知らなかったから


虫を敵だと


感じたように…






相手の国を知らないから


相手を知らないから、


ただ偏った情報を


鵜呑みにしているから


相手を【敵】(嫌い)と


勘違いしている…






知れば知るほど


畑は生き方を教えてくれている、と


観えてきたように…







人を知れば知るほど


優しさや美しさや素晴らしさが


感じられるようになる…。




それは


ネット上ではなく、


温かみを持った対面の関わりに於いて


私が


感じてきたもの。






【ともに…】






ともに


美しく素晴らしい世界を創る…。




ともに


学び高め合う…。



ともに在ることの幸せを



感謝するのです。






熊本県合志市野々島


なぎの木整体


MOE