朝早く
野菜を採りに
畑へ行くと…
昼間には
なかなか耳にしない
美しい鳥のさえずりが
聴こえてきました。
あまりにも美しいさえずりなので
私は
しばらく
ただただ
立っていました。

聴いているだけで
すべてを忘れるような…
なぜ
そんな歌声を
表現できるんだろう、と
思った時に
「良く見せよう、とか
皆を引き付けよう、とか
そんな欲を持たず
ただ
”自分“を謳っているからなんだ」と
思いました。
絵も
そうですが、
良く言われたい、とか
素敵だと思われたい、とか
そんな想いのある絵は
言葉を語らずとも
雰囲気を醸し出すように…
野菜も同じで
「私が作ったんだ」
という野菜は
味にエグみがあります。
音楽は
特に顕著で
「皆聞いて、聞いて」
という音は
うるさいんです。

命はすべてを生かすエネルギー。
目には見えないし
耳にも聞こえないけど
確かにあるもの。
それを
奏でられるには
相当な自己研鑽という努力が
必要不可欠であることを
今朝
私は
鳥から感じました。
命の歌が
奏でられるよう
今日も
誠実に過ごし行きます。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE