いつだったか


ゲストハウスで


フランスの男性と


一緒になったことがあります。


日本語が話せない方だったので


英語で話をしました。






そのゲストハウスで


食事をする時に


私は


手を合わせて


「いただきます」と


言いました。








「いただきます」







その姿を見た


フランスの方は


「それは神道か」と


訊いてきました。







私は


「NO」と答え


「いただきます」の意味について


話をしました。







しかし


私が


「いただきます」を言う時に


必ず


心の中で


耳には聞こえない言葉で


話す言葉があります。







「この食べ物からのエネルギーが


 全ての幸せのために


 使われますように…」







気づくと


これは


習慣になっていました。







「何のために食べるのか」



「何のために生きるのか」











「ごちそうさまでした」


私が


手を合わせて


そう言った時


フランスの方も


手を合わせて


真似をし


「ごちそうさまでした」


そう言われました。







海外の方々は


日本の自然はもちろん


日本人の習慣も


関心を持って


見ておられることを


私は


その時に


改めて


感じました。







「いただきます」


「ごちそうさまでした」




日本文化は


足元に


ちゃんと根付いています。









熊本県合志市野々島


なぎの木整体


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