長男が
観たいと言っていた
【硫黄島からの手紙】のDVDを
観ました。
クリント・イーストウッドが
監督をしている作品ですが、
「よくここまで表現できたものだ…」と
そう思いました。
私の父は
かつて
硫黄島に
1年半勤務し、
その話をすることは
ほとんどありませんでした。
海上自衛官だった父は
孫である長男に
硫黄島での話を
してくれたそうです。
硫黄島勤務時代は
第二次世界大戦の爪痕が
今なお残る中
戦争でなくなった方々の
遺骨収集をしていた、と。
誰にでもできることじゃ
ありません。
相当に磨かれた精神力を
基盤とした強さと
体力と
忍耐力などがあって
初めてできることだ、と
思います。
このタイミングで
次男坊が
学年だよりを
持ってきました。
そこには
次のような一文がありました。
自分の弱い部分から
目をそらさず
周りにどう思われようとも
成長するために
まっすぐな努力をする。
普通だったらですね、
自分ができないことは隠したがります。

戦争という極限状態で
現れるのは
隠しきれない
自分自身の内側にあるもの。
本当に強いものは
その極限状態に於いても
優しさだけを
周りの人に対して
表現できることを…
私は
そう思います。
周りの環境が
どうであっても、
愚痴や泣き言や
不平不満を
思うことのない
本当の強さを
創造し、
それを基盤にした
優しさを
表現できるならば、
その生き方は
必ず必ず
周りにまで
影響していくから…

「歴史は繰り返す」
というけれど、
戦争を繰り返すのは
学んでいない証だと
思います。
本当に
学んでいるならば
同じ過ちは
絶対に
繰り返しません。
歴史は
受験勉強の
ツールではなく、
自分自身の在り方や生き方に
活かすべき
大切なメッセージ。
それを
伝えきれる人が
教師ならば
子ども達の生き方は
どんどん美しく
変化していくのではないか、と
私は
思います。

美しい日本を
創造できるのは
美しく生きる
日本人の意識だ、と
今
改めて思うと共に、
今があることは
【奇跡の賜物】であるからこそ
この一瞬一瞬を
大切に大切に
過ごし行く義務がある、と
強く感じた次第です。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE