日常生活に必要不可欠な

火。




火との付き合い方は

とても奥深いです。

今は

オール電化住宅も増え、

火を見る機会が

激減しているかもしれませんが、

火は

古来から

人間の生活と

深い関わりがあるものです。






我が家の

オーブンレンジが

不具合を生じ、

いつもは

オーブンレンジで

パンを焼いていましたが、

薪ストーブで

焼くことになりました。



確かに

薪ストーブで焼くパンは

オーブンレンジより

遥かに美味しいです。

外側はパリッとし、

中身はしっとり・もっちり

深い味わいになります。






ところが、

火との付き合いは

とても

絶妙です。

火が燃え盛る中に

パンを入れたら

焦げてしまうし、

火が落ちすぎたら

パンの中まで

焼くことはできず

生焼けになってしまいます。




火を観る…。




それは

一瞬の気の緩みをも

許しません。






火との付き合い方。








燃え盛る火でもなく

消えそうな火でもなく、

絶妙な火加減の状態と

如何にして

付き合うのか…





それは

人との付き合い方そのもの、でした。






怒りに燃え盛り

悲しみに落ち込み、

そんな相手の表現に

振り回されることなく、

常に

相手の中には

素晴らしい美しい光があることを

見つめ続け、

そのような想いを以て

相手と

付き合うならば…








美味しいパンが

焼き上がるように、




素晴らしい信頼関係が

創造されるのではないか、と

思いました。



火は

温かさだけではなく、

光を与えてくれ、

美しさを表現し、

また

料理に欠かせない存在です。





付き合い方さえ

整っていたら

素晴らしい・美しいことだけが

表現されていきます。







人間との付き合い方も

自分自身の心の内側が

磨かれ抜き

整えられていくほど

素晴らしい・美しいことだけが

表現されていくことを

私は

これまでの体験を重ねる中で

実感してきたことです。







あとは

練習を積み重ね、

より良い火との関係ができるように、

まだまだ

薪ストーブでのパン焼きは

続きます。





熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE