私たちの使命

三線片手に心がおどる日もある

三線の音で涙をながす人もいる

人生を織りなす楽器だからこそ

魂を込めてつくる。





沖縄の三線店で観た

この1文。





三線を

【沖縄魂】と言う

三線作りの匠もいます。




また

【三線は魂に響く音色を出す】と

私に話して下さる方がいます。






3つの弦のうち

1本を鳴らすとき

僅かながらも

他の弦が鳴るときが

あります。


それは

調弦の時に

見たことがありました。





夫は

言いました。

「チューナーで

調弦するけど、

機械では

調弦できない

微妙な調整は

耳でしか出来ない。

1音出すときに

他の弦も

共鳴するとき

それは

ピッタリ合っている証になる」と。



どういうことか、と言うと

調弦するとき

3本ある弦の音の

一番下の音をCに合わせるとき

3番目の弦も

1オクターブ高いCに合わせます。

正しく調弦されているなら、

この時に

1オクターブ高い位置にある弦を

わざわざ鳴らさなくても

一番下のCの弦の音を鳴らしたら

1オクターブ高い弦も

自然に共鳴する、と言うのです。






なるほど...

これは

人との関わりと

全く同じだ、と

思いました。





自分自身を観て

自分自身を知ろうとする

その過程に於いて

自分自身の

考え方のクセや

思い方のクセに気付き

改善することを

日々

やり続けていく中で、

  
自然と

 目に見えるもの

耳に聞こえるもの

感じるものが

驚くほどに

美しいものへと

変化していきます。




美しいな、

素晴らしいな、

素敵だな、

幸せだな、

ありがたいな...





そうすると

私の周りには

美しい

素晴らしい

すてきな人ばかりで



そんな方々と

一緒に居るだけで

そこに

また新しい美しいものが

創造されていくのです。



想いが共鳴していることを

実感します。





自分が

どんな音を出しているのかは

自分自身が

今をどう生きているのか、を

そのまんま

現しています。



自分自身の生き方が

整っていたら、

私から出る音も調和し、

誰かと

一緒に奏でると

より素晴らしい曲(ハーモニー)が

生まれます。


1人じゃ為しえない

それはそれは

素敵なハーモニー。






私たちの使命

三線片手に心光るときがある。

三線の音で涙を流す人もいる。

神生を織り成す楽器だからこそ

魂を込めて奏でる。






こんな風に

生きることができるように

今日も

一瞬一瞬を

大切に過ごし

時を刻んでいきます。




熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE