整理整頓を終えて


大量に出てきた


廃棄するものと




僅かながらではあるものの


まだまだ


綺麗で


使えて


稀少なものも


ありました。







益子焼...

直火にかけることができ

炊き込みご飯が

作れる陶器。



しかし

1回も使ったことは無く

廃棄しようとしました。




ところが 

それを見た長男は

「もし

 この陶器を使って

 美味しいご飯を作ったら

 棄てないでくれるか?」と

訊いてきました。


私は

YESと

答えました。



長男は

米を洗い

炊き込みご飯の素を入れ

手際よく

炊き込みご飯を

仕込んでいきました。





ガスで

火加減を調節し

時間を計り

出来上がったモノは...




素晴らしい味わいの

炊き込みご飯でした。

しかも、

育ち盛りの男の子のおやつには

ピッタリの食べ応えあるもの。






長男は

言いました。



「こんな陶器があるって

 知らなかったよ。

 陶器で炊く米は

 美味しい❤」






廃棄するはずだった

益子焼は

長男の提案により

我が家で

活用されることになりました。






私は

長男から

教わりました。







智慧があれば

モノを生かすことができること。


モノを生かすことは

モノの役割を存分に発揮させること。







モノを生かすことは

モノを大切にすること。




モノを大切にすることは

自分自身の在り方や生き方の現れ。





我が家では

もう使わなくなった

アイスクリームメーカーも

今度は

別の子どもさんの元で

その役割を果たすことになりました。










廃棄は

簡単ですが、

まだ使えるモノは

可能な限り

必要な方の元へ

お譲りしたい、と

整理整頓を終えて

あらためて

”物”について

自問自答するのです。









熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE