沖縄に
幼少期住んでいたせいか
ウチナー(沖縄)独特の
ウチナーグチが
とても心地よいです。
沖縄では
想いを
“ウムイ”と表現します。
そして
私は
【ウムイが形になる場所...】を
見付けました。
沖縄最古のホテル。
私が
ご縁あって
こちらのホテルに
滞在した時に...
単に
価格が低いだけを
売りにする時代は
終わった、と
感じました。
また、
むやみやたらに
多量に食事や物を
提供する時代も
終わった、と
感じました。
山下清や
棟方志功も
宿泊したホテルだそうです。
また
先月
国の有形文化財指定を
受けるほど
美しく歴史在るホテルです。
しかし、
単に
建物のハード面での
美しさだけでは無いのです。
ホテルのスタッフの方々の
【ウムイ】が
形になって
現れている場所。
ホテルで
一冊の写真集を
手にしました。
沖縄戦前の
1935年に
撮られた写真は
モノクロではありますが、
観ていると
息づかいや声が
聞こえてきそうなほど
余りにもリアルで
色鮮やかに
映りました。
その写真集の
プロローグに
このような記載が
ありました。
琉球は「小さな日本」である。
碧い空、藍い海、
渺々たる水天の
かなたにつらなる
この南方の離れ小島は、
まさにこれ
海洋ニッポンの縮図、
波濤の健児の温床である
( 朝日新聞出版 )
沖縄は日本の縮図
沖縄は
【イチャリバチョーデー】
という言葉があるほどに
他者を大切にします。
【1度逢ったら兄弟】
という意味です。
また
自然と調和し、
目には見えない神々を
深く信仰します。
私は
この本に出逢うために
このホテルに
泊まったのか、
というくらいに
この写真集は
素晴らしいものでした。
しかし、
それだけでは
ありません。
私が
沖縄ホテルに
置き手紙をした...
その返礼に
わざわざ
代表取締役から
手紙が届きました。
なかなか
あることでは
ありません。
そこに
記載されていたことは、
沖縄ホテルとしての
方向性や
今後の具体的な
実施事項に関するものでした。
この手紙から
思うのです。
本気の人は
行動が早い。
また
実際に
実行に移す
行動力がある。
口先だけで
綺麗な言葉で
表現して、
実際には
やらない言い訳する人は
数え切れないくらいに
見てきましたが、
沖縄ホテルは
既に
行動で
示しています。
これからの
新しい時代の
見本・手本となるホテル。
それは
単に
日本に限らず
世界中のホテルが
見本・手本に
していけるようなホテル...。
コロナ禍を乗り越え、
ホンモノだけが
続いていく時代。
“ウムイが形になる場所”
そして
沖縄ホテルに
宿泊する方々も、
きっと
そのウムイに触れたら、
自分自身の
在り方や生き方を振り返り、
自分自身が
いかにして
この世界に
貢献していけるのか、を
本気になって考え
そして
実践していく“始まりとなる場所”。
私は
そう確信しています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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