冬に入り、


来年用の味噌を


仕込み始めました。


我が家では


約8年前から


自宅で


味噌と梅干しを


漬けるようになりました。







米に

麹菌を種付けするところから

始めます。

米麹になるまで、

約3日、4日程。

そして

そこに

塩や大豆と合わせて

味噌にしていきます。

若味噌ならば

約1ケ月ほどで

食べることができます。



味噌や梅干し作りを

自ら作るようになって

気付いたことは

たくさんあります。


1、家庭の味

小さいときに

口にしたものは

身に染み渡り、

それを【家庭の味】として

覚えていきます。

例え

若さ故に

ジャンクフードに

走ったとしても

必ず

元の場所...

【家庭の味】が

“美味しい”と感じる所へ

戻ってくることができるから。

化学調味料などの

添加物が

一切入らない

自家製味噌は

一軒一軒

味が違います。

それこそが

まさに

【家庭の味】。





2、智慧を育む

味噌や梅干しを

自分自身が

作るまで、

味噌や梅干しは

“買うもの”でした。

しかし、

実際に

自分自身が

作り始めたら、

材料はシンプルだし、

作り方は

簡単だし、

なぜ

こんなに簡単なのに

今まで作ってこなかったのか

不思議なくらいでした。

しかも

手作り味噌や梅干しは

素晴らしく美味しいのです。

そして

思ったのです。


実際に

やったことのないことは

難しく感じ

避けようとします。

やならければ

できないし、

できなければ

智慧も育まれないから

誰かや何かに

頼るほかありません。


智慧は

自らが

体験や経験を経て

育まれていくものだ、と

私は

味噌や梅干し作りを通して

実感しています。




3、食は【人格】を創る

これは、

私自身が

自らの身体を通して

体験してきたものです。

私が

3番目の子どもを妊娠中

生まれて初めて

マクロビオティックを謳う料理を

食べました。

そこは、

酵素玄米を看板にしている

昔ながらの雰囲気のお店。

そこで

酵素玄米や味噌汁を

食べた時に

身体中に

エネルギーが

駆け回っていくことを

体験しました。

この感動は

後にも先にも

この時だけ、です。

その後

出産し

産婦人科にて

入院中に

祝い膳を戴きましたが、

見た目は

きらびやかでしたが、

エネルギーは

全く感じませんでした。

50年以上

専業農家をやっている方から

聞きました。

「無農薬で

 土作りからやってきた。

 【食べる】ことは

 【人が良くなる】と

 書いてあるとおり、

 人は

 食べ物に影響を受けるんだ。」と。

安価に大量に生産されるものは

添加物が入っています。

また

添加物が入らなければ

安価に大量に生産できないようです。

しかし、

微量であっても

ケミカルなものは

必ずや

身体に対して

影響していきます。


私は

添加物が入った料理を

口にしたら

舌がピリピリします。

肉を食べたら

身体は重たくなるし、

自家製の野菜を食べたら

身体は軽く、

また

精神面にも影響し、

思考面でも軽くなります。

これは

非常に興味深いです。




但し、

私の夫が

体験してきたように

余りにも

添加物...

化学調味料などの

食品ばかりを

摂り続けてしまうと

身体も思考も

化学調味料などに慣れてしまい、

そちらが

【基準】になってしまって

本来の味を

味わった時に

物足りなさや

美味しくないと感じるなど

さらに

本来の味から

遠のくそうです。

夫が

化学調味料などの味から

本来の味に

立ち返るにかかった時間は

10年程です。



簡単に

子ども達に

「軽度発達障がい児」という

名前が付く...

とても

おかしな時代を

創ってしまったのは

誰でしょうか。


まずは

足元の【家庭の味】を

取り戻すことから

大切な“人格の形成”が

 始まっていくように

私は

解釈しています。




熊本県合志市野々島

なぎの木整体

Moe