流れてきた
三線を聴いていたら
それは
【芭蕉布】という曲でした。
その曲は
ゆったりしていて
南の風に
とても合っていました。
私の弾く
【芭蕉布】は
もっと
速い弾き方でした。
その時に
思いました。
ゆっくりでいい...と。
もっとゆっくりでいい、と。
そんなに急いで
そんなに力んで
そんなにまでして、
“何を”
求めていたんだろう...。
畑にいて
野菜を観ていて
気付きます。
自然は
決して
急がないことを、
焦らないことを、
慌てないことを。
そして、
ゆったりとした
その時間の中に
身を置いた時にだけ
確かに
観えてくるものが
あります。
それは
胸の奥深くのところで
感じられるもの...。
速さや効率性が
何よりも
重視されがちな
今の時代の流れと
真反対を生きる...
そこに
私が
“大切にしたいもの”が
確かに
ありました。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
Moe