畑に
種を蒔きました。
蒔かれた種は
やがて
芽を出し
花を咲かせました。
それは
花オクラ。
花オクラは
毎日のように
花を咲かせ
やがて
種を付けました。
そして
花オクラの
季節は
終わりました。
花オクラを
畑から
引き抜こうと思いました。
次の
野菜を
植えるためです。
ところが
花オクラの根は
どれだけの力で
引き抜こうとしても
全く
揺るがないのです。
揺るがない根っこ。
あんなに小さかった種が
こんなに強い根っこを
地深くに
張り巡らせていたことに
頭が下がります。
確かに
私より
遥かに背丈が高かった
花オクラが
すぐに引き抜ける根っこだったら
わずかな風にさえ
倒れていたことでしょう。
揺るがない根っこは
1日で
成し得たものでは
ありません。
雨が続く日も
カンカン照りの日も
いつだって
自然の変わり往く状況の中
ひたすら
根っこを
地中深く
張り巡らせていたんです。
人間も
同じだと
思います。
どんな状況下にあっても
自分自身を磨き抜き
ひたすらに
努力を重ねていく日々が
揺るがない生きる根っことして
創造されていく、と
思います。
私は
毎日
畑のなかで
全てから
生き方や在り方を
学んでいます。
そして
そんな日々が
幸せなのだ、と
感じています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
Moe