夫から


かつて


言われたことが


ありました。




ヒーラーとして


一時期は


全国から


クライアントさんが


いらしていた時期も


ありましたが、


 そのときに


あるクライアントさんから


「MoeさんよりAkiさんの方がいい」


そう言われたこともありました。


コロナ禍となって


クライアントさんの


ほとんどは


来られなくなりましたが、


ある方から


聞いたことは


「Moeちゃんの


 やり方は


 厳しいって言って


 クライアントさんは


 離れていったのよ。


 そんな声を


 何人かから聞いたわ。」


という内容でした。




夫からも


言われました。



「Moeは

 

 “自分を観なさい”


 と


 クライアントさんに言うけど


 苦しいときに


 “自分を観る”なんて


 余計に苦しくなる。


 Moeにはできたかもしれないけど、


 みんながみんな


 そうできるわけじゃないし、


 それを実践しなさいって


 それは状況が厳しい人にとって


 とても難しいことだよ。」と。





加えて


夫は


言いました。


「だから


 人が離れていったんだよ。」と。







だから

人が離れていったんだよ...







私のいとこも


離れていきました。




高校時代の友人も


離れていきました。




クライアントさんのどれだけが


離れていったのか


その数は


数えきれません。





だから

人が離れていったんだよ...







人が離れて


独りとなり


否が応でも


【自分自身と向き合うこと】を


せざるを得なかった私は


どれだけ苦しくても


どれだけ不安でも


どれだけ後悔の念に苛まれても


どこかに


逃げる場所は


ありませんでした。



助けてくれる人もいない、と


その時は


感じていました。





【自分を観る】って


なんて苦しく辛いことなんだろう...


底の無い地獄そのものの世界に


私は居るように


感じていました。





それは


なぜだったのでしょうか。







“自分”を


勘違いしているから


苦しかったんです。





○○あるべき


○○すべき、


○○はダメだ...


無意識のうちに


身に付けてしまった


たくさんの思い方のクセ。


このクセに気付かないで


何回も何回も


同じ事を繰り返して、


誰かを責めたり、


嫌なことから逃げたり、


泣いて助けを求め甘えたり、


悲劇のヒロインを


【自分】だって思ったら


それは


【自分を観る】ことは


苦しく辛いことでしょう。





だけど、

私は

ひたすら

想いを正し、

言葉を正し、

行いを正し、

何か出来事があると

その出来事は

「何を私に学べと言っているのか」を

いつも

私自身に

問うてきました。

何か

嫌な感情が出てきたら

「どんな思いのクセがあるから

 感情が

 このように出てくるのか」を

見つめてきました。

私は

私を改善し続けました。



そして

夫から言われた

【だから人が離れていったんだよ。】

という言葉が

【だからこそ

 素晴らしい方々と

 国を超えて

 出逢えたんだよ。】

という言葉にまで

変化したのです。


そして

私は

私にとって

必要だったから

徹底して

独りの時間が与えられていたんだ、と


感謝しています。




本当に

素晴らしい世界でした。

本当に

美しい世界でした。




熊本県合志市野々島

なぎの木整体

Moe