「考え過ぎるからおかしくなる」
かつて
母から言われた言葉でした。
初めて
うつ病と
診断された時、
教師を辞めて
内側から溢れる苦しみに
どうしようも無かった時、
母は
私について
度々
こう言いました。
「考え過ぎるからおかしくなる」と。
なぜ人は苦しむのか、
どうしたら苦しみから
脱却できるのか、
なぜ生きるのか、
どう生きたら良いのか、
幸せとは何か、
なぜ生まれてきたのか...
小さいときからの
私の疑問に
母は
1つとして
答えられず、
「そんなことを考えても
何もならない」
そう言いました。
私は
追求し続けました。
諦めませんでした。
たとえ
母から
「考え過ぎるからおかしくなる」
そう言われても
苦しくて苦しくて
傍から見たら
精神異常者のように
見えていたとしても
私は
私の答えを求めることを
諦めませんでした、
絶対に。
母に
私の疑問に対して
答えられるはずは
無かったのです。
問いを持たない人に
答えが在るはずは
ありません。
問いが生まれたら
答えは【対】として
必ず
存在します。
そして、
私は
諦めること無く
【私はナニモノか】を
求め続け、
【私はナニモノか】を
感じ始めた時から
苦しみは
少しずつ消えていき...
自己を磨き続けるうちに
素晴らしい方々との出逢いに恵まれ、
私は
【幸せの意味】を
知りました。
私の知った
【幸せ】は
教科書に書いていなくて
教師の誰もが
教えてくれなかったものでした。
「考え過ぎるからおかしくなる」
私の場合は
「考えずして生きること」が
できませんでした。
そして
やがては
「考え抜いた」からこそ
【思考は“私では無かった”】と
答えが生まれたのです。
と同時に
【感情さえも“私では無かった”】と
答えに辿り着きました。
そのいづれもが
私を苦しめていた諸悪の原因
だったのです。
求めていない人には
この言葉の意味は
分かりません。
しかし
私の子ども達は
私の話を
理解できます。
そのようにして
私は
共に
ここまで
歩んできました。
全ては
必要にして起こった
大切な出来事と
解釈し、
全てに
感謝しています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
Moe