着替えていたら


背中に


激痛が


走りました。


驚いて


服を脱ぐと、


夫が


脱いだ私の服に触り








!!?


ムカデ!


と言ったのです。


夫も


私の服に触れて


痛みを感じたのです。


それから


夫は


長男を呼び


ムカデ退治になりましたが...




怖くて


誰も


服に触れません。



長男の提案で


服は


水を張ったバケツに入れることに


なりました。




みんなが


職場や


学校へ行き


私は1人


バケツに入った


服を触ったら







チクッ!!!



痛みが走りました。






よく観たら


痛みの原因は


ムカデではなく


縫い針だったのです。



確かに


数日前


私は


縫い物をしていました。





心に恐怖があると


物事を


正しく観ることができません。



私の服に


ムカデなんて


存在さえしていなかったのに


服に触れた夫は


服に付いた針に触れ


痛み の原因をムカデだと


勘違いしました。


勘違いは


拡がりました。


家族皆が


朝から


大騒ぎです。




笑い話ではなく...





全てに於いて


この世界は


心が見たいように


見えてくる世界だと


思う


出来事となりました。




恐怖があったから


無いものを(ムカデ)を


イメージで創り出し


まるで


ムカデが居るかのような


行動を取っていました。




もう一つ


こんな話があります。




夏休みのことでした。


娘が走って


畑へやって来ました。


珍しいことでした。


何故畑へ来たのか


理由を訊くと


「犬が居ないのに


 何故か犬の鳴き声が聞こえる」


ということで


不安になったようでした。


私は


すぐに気付きました。


犬が大好きで、


1週間


沖縄滞在中は


ずっと犬と生活していました。


熊本県へ帰ってからも


毎日のように


近所の犬に


会いに行きました。


娘にとって


犬は


とても大切な存在で、


意識は


犬、犬、犬...。



やがて


娘も気付かないほど


犬へ意識が行っていた


娘の意識は


犬の鳴き声さえも創り出し


娘の耳に


犬の鳴き声が


聞こえるようになっていました。


私は


娘に言いました。


「心配しなくていいよ。


 Mが犬のことを


 大好き過ぎて


 脳みそが


 犬の鳴き声を


 再生しているだけ、だよ。」と。





思考さえも


見事に幻を


創り出すのです。


(私が


 娘に対して


 このように答えたのは


 娘を知っているからです。


 幻覚や幻聴を見る人の全てに


 当てはまるとは


 言いません。)







恐怖があるから


“自分自身”と


真正面から向き合えず、


いつまでも


いつまでも


イメージが生み出した幻に


苦しんだり、


避けたり、


逃げたりしていた私が


過去にいました。





“心”とは


何でも


創り出してしまうのです。



“磨かれていない心”


というフィルターから見える世界は


それはそれは


怖ろしく


何もできなくなっていくでしょう。




“心”なんて


本当は


【無い】のに...。





自分自身を


見つめ続けたら


【心】こそが


幻だと


やがては


分かる日が


必ず


やって来る...



そうなったとき


心は


道具として


意図的に


コントロールできます。











思考も心も


磨き抜いていくことの大切さを



ますます


感じています。




熊本県合志市野々島


なぎの木整体


Moe