「変わりたい」
泣きながら
叫ぶように言った
あの日。
「変わりたい、
変わりたいんです。
誰を観ても
何を観ても
【美しい】
そう思える
自分に変わりたいんです...。」
確かに
そう言ったあの日。
苦しければ苦しいほど
「変わりたい」
気持ちが強かった
あの時。
今夏
13歳の次男坊は
夏休み中
実家の両親宅に
1人で
10日ほど
滞在しました。
我が家よりは
涼しく過ごしやすい環境下
屋外で
心身共に
鍛えてきて欲しい、
そんな想いで
送り出しました。
朝が
とても弱くて
平日も
かなりの力で
起こさなければならなかった
次男坊。
休みの日は
12:00近くまで
寝ていることが
多かった
次男坊。
そんな次男坊が
夏休みに入り
実家へ行き
毎朝
6:30には
私の母と
ラジオ体操をし、
夕方には
私の父と
ランニングをし、
そんな日々を
積み重ねて
帰宅した次男坊。
我が家に帰ってからは
朝のラジオ体操に加えて
午前中の
畑作業も行いました。
気温は
35℃近く
なっていました。
それでも
不平不満や愚痴1つ言わず
毎日
畑作業へ
行き続けました。
そして、
沖縄に
1週間
ホームステイしました。
地元の子ども達と
朝から
ラジオ体操や
夕方には
エイサーなど
沖縄を体感し...
夏休みの終わり
次男坊が
一言言いました。
「僕は変わった」と。
「変わりたい」
じゃないのです。
「変わった」
と
ハッキリ言い切りました。
朝弱かった
次男坊が
早起きすることが
どれだけ
難儀だったか...
同じく
朝弱かった私は
それを克服するのが
いかに大変か、
よく分かります。
だけど
次男坊は
毎日の積み重ねを大切にし
自分自身と向き合い
どんなに大変だったとしても
全てを
感謝として受け止めていました。
私と
畑に行ったとき
次男坊は
こう言いました。
「どんなに
厳しいことだとしても
お母さんは
僕を想って
やってくれているんだよね。
ありがとう。」
次男坊から
「変わりたい」なんて言葉を
1回も
聞いたことありませんでした。
しかし
次男坊は
与えられた状況を
全て受け入れ
自己の成長へと
転化させていきました。
夏休みが終わりました。
学校が
始まりました。
次男坊は
自ら
学校から帰宅して
毎日
ランニングを
始めました。
“変わった”
確かに
次男坊は
変わりました。
素晴らしく
変わりました。
それは
実際に
取り組んだからです。
取り組み続けたからです。
「変わりたい」
「変わりたい」
「変わりたい」と
いくら泣きながら叫んでも
実践しなければ
絶対に
変われないのです。
変わり始めたら
その変化していく様子は
無限に拡がっていきます。
その広がり様は
驚くばかりです。
この夏
私は
子ども達の変わりゆく姿に
幸せを観たのです。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
Moe