朝8:30
畑へ行きました。
今日は
娘の体験学習の付き添いのため
畑に居る時間は
限れていました。
バサッ!!
後で
何か音がして
振り返ると...
小さな鳥が
畑の中に居ました。
“珍しい...”
そう思っていたら、
もう一羽の鳥が
小さな鳥の傍に
やって来ました。
よく見たら、
畑にいた小さな鳥は
おそらく
今朝
巣立ちしたであろう
子どものヒヨドリでした。
まだまだ
飛び方がおぼつかなくて、
それを
親鳥は
離れた距離で
ずっと
見守っていました。
【親】
木の上に立って 見る。
その言葉通り
確かに
木の上に立って
子どものヒヨドリを
見守っていました。
時々
励ますような
声を出しながら...。
信じて待つこと、
耐えること、
静かにすること
見守ること...。
夏休みになり
“万華鏡作り”の
体験学習に行った時。
私は、
娘から離れ
会場の1番後にいました。
保護者の中には
我が子の横に
ピッタリ付いている方もいましたが...
講師の話が終わり
作業になると
“お母さん”の口からは
「こうやるのよ。」
「違うでしょ。」
「ほら、見てて。」
という言葉が
次々に出てきていました。
さらには
作業も
子どもがやろうとするのを
【間違っている】と思ったのか
“お母さん”自身が
作っているのです...。
後ろの席は
とても良い場所で、
全体の様子が
よく見えるのです。
【親】
子どもに対して
口を出し
手を出し....
ヒヨドリの姿と
人間の姿と
私の脳裏に浮かびました。
日本人の特徴とも
言われていますが、
親が
とかく口出しし、
失敗をさせない風潮は、
大切な学ぶ機会を
奪ってしまいます。
私は
娘が
サインを出すまでは
遠くにいて
ほとんど
口を出しませんでした。
完成直前に
娘が
私の元にやって来て
「見て♡」と
嬉しそうに見せてくれた世界は
美しい
綺麗な世界でした。
「1人で作ったんだよ♡」
そう言った娘には
自信が溢れていました。
ヒヨドリの親は
教えてくれました。
我が子を育てるにあたり
信じて待つこと、
耐えること、
静かにすること
見守ること...の
大切さを。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
Moe