私には
3人の子どもがいます。
その3人の子どもを連れて
ホームステイしたとき、
そのお宅には
犬がいました。
いきなり来た私たちに
犬は
とにかく吠え続けました。
息切れしても
それでも
なおも吠え続けました。
翌日、
犬は
諦めたのか
静かになりました。
そこから
始まりました。
娘は
犬に近づき、
唸っていても
吠えられても
怖れること無く
犬を撫でようとしました。
一緒に
散歩にも行きました。
3日目にもなると
犬と娘は
穏やかな雰囲気に包まれ
一緒に時を過ごしていました。
犬の飼い主は
言いました。
「Mちゃんの優しさが
犬の中に在った
恐怖心や緊張感を
溶かしてくれたんだね。」と...。
3人の子ども達は、
小学校、
中学校、
高等専門学校へと
それぞれに通っていますが、
私は
3人の子ども達の口から
誰かの悪口や
非難批判や泣き言を
1度も耳にしたことはありません。
私が
耳にするのは、
「〇〇くんは
こんなところが凄い。
僕も頑張る。」とか
「◇◇ちゃんは
絵がとても上手。」とか
いつも
人の良い点を見つめ、
人を尊敬し、
自分自身も努力しようとする...
そんな姿に
頭が下がるのです。
年齢は
一切関係なく、
私は
子ども達を
尊敬しています。
3人は
共に
私から産まれてはきましたが、
性格や興味などは
全くそれぞれに違います。
3人が
お互いの関わりを通して学び
日々
成長していく過程を見ていて
“人とは 直接的な体験を通して
深い学びを得ていくのだ”と
私に教えてくれています。
子ども達こそが、
私たち大人が学ぶべき
素晴らしい師なのだ、と
私は
そう解釈しています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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