自分自身の至らなさから


相手の方に


迷惑をかけてしまって


本当に


申し訳なく思って


心の底から


目の前の相手に対して


一言


「ごめんなさい」


そう言いました...。


その時に


私の内側から


温かく柔らかく


包み込むような優しいエネルギーで


私の心が充たされていくのを


ハッキリ感じました。


もう一度


「ごめんなさい」


 心を込めて


想いを込めて


相手の方の目を見て


そう言いました。






初めて感じる体験でした。





小さいときに


誰かとトラブルがあったとき


間に入った


親や教師は


“とりあえず”


その場を処理しようと


「謝りなさい」と


時には


無理矢理にでも


頭を押しつけられて


頭を下げさせられることも


あった私は


“形だけで謝ること”が


本当に本当に


厭でした。


心の中では


「なぜ私が 謝らなきゃならない」と


腹を立ててさえいたんです。


やがて


自分自身が


教師になったとき


人に対して謝ることは


“自分が負けた”と感じ、


悔しさや


何とも言えない心地悪さが


ずっとずっと


あったのです。


責められれば


責められるほど、


謝るようにと言われれば


言われるほど


私の心は閉じていき、


より一層


「ごめんなさい」の言葉は


言えなくなっていき、


「ごめんなさい」の言葉は


嫌いになっていきました。







そんな私が


“自分を知ること”を


追究する過程で


私の内側は


どんどんと


変化していき、


「ごめんなさい」の言葉が


自然と口から出てくるように


なっていきました。


本当に本当に


心の奥底から


溢れ出てきたこの一言は


私を優しく包みました。


その時に


思ったんです。


言葉って


その言葉を放った本人が


誰よりも


何よりも


1番に影響を受けるということを。


だから


日本には


昔から


【言霊】という言葉で


表現されてきたんだな、と。




私は


目の前の方に


感謝しました。




こんなにも


素晴らしい体験が


想像もしていなかった


奇跡のような気付きへと


発展していったことに...。





もちろん


目の前の方との関係は


より一層


強くなっていきました。






「ごめんなさい」と


素直に表現する人間に


それ以上


手を出す人は


まず


いません。



 



「ごめんなさい」


この言葉は


自分自身を改善し、


また新しい1歩を踏み出す


大切な素晴らしい言葉だ、と


私は


初めて知ったのです。



熊本県合志市野々島


なぎの木整体


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