畑で


野菜を育てて


1年が過ぎ


2回目の季節を


過ごす中で


気付いたことがあります。



それは


私の中から


雑草とか害虫とか


そんな思いが


いつの間にか


消えていたんです。



もちろん


野菜に被害が無いわけでは


無いのです。


トマトの若い苗が


茎から切られているのも


ありました。


しかし


その時々の状況に


一喜一憂しない自分がいるのです。


また


害虫という想いよりは


私に


大切な何かを教えてくれる師だと


私は解釈しているので、


“捕殺”という言葉は消えました。


そのような行為をしません。




そもそも


害虫という概念は


一体


何なんだろう、と


思ったときに




ガイチュウは


“我意中”ではないか、と


思いました。



「“私が” “私が”と


 識を心に生きること」




自分自身と向き合うことから避けて


我の思うように


まさに


ワガママ勝手に


想いたい放題


言いたい放題


やりたい放題...


そんな意識を


持ちながら生きることが


我意中だとするならば、




虫を敵とするより


自分自身の弱さや不平不満や愚痴や


不安や怖れや迷いや


怒りや優越感や正義感などの裁く心などを


敵として


自分自身を改善することの方が


遥かに遥かに


必要ではないでしょうか。








自分自身を


改善する努力に応じて


この世界の美しさは増して


至る所に


光が溢れています。


幸せで満ちています。






雑草は

畑の土のバランスを取るために

必要として存在し、

虫は

人には食べて欲しくは無いものを

事前に食べてくれて

人間に本当に必要な野菜は

ちゃんと残してくれていました。


私から

雑草や害虫という

意識が

消え始めてから

不思議なことに

化学肥料を使わなくても

どんどん野菜は

勢いつけて

大きくなっていっています。


何が起こっているのでしょうか。




私にとって

畑は

素晴らしい世界そのものとして

存在してくれています.




熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE