年度初めに
高校生
中学生
小学生の
3人の子ども達が
持ってきた
1枚のプリント。
内容は全て共通していました。
これは
年度初め
新しい環境下に置かれた
子ども達の自殺について
文科相から出された
注意喚起の文書です。
昨年末だったか
熊本県でも
高1の男子生徒が
いじめを苦に
自殺しました。
何年も前から
学校現場でも
いじめアンケートなどを
取り組んでいましたが、
それでも
なぜ
状況が変わらないどころか
悪化を辿るのだろうか...と
大人として
自分自身の無力さに
私は
泣いたことがありました。
子ども達のために
何とかしたい、
どうにかしたい...
叫び声にも近い状態で
私は
想いを言葉にして
表現したことがありました。
しかも
200人以上の人がいる前で...。
あれから
数ヶ月が過ぎて、
私は
思うのです。
悲しみ嘆いて悔しがっても
何にも変わらないことを。
そんな想いを以て
「子ども達を幸せにしたい」なんて
不可能であることを。
そんな想いを以て
この世界を
平和にしたいなんて
傲慢であることを。
私は
自分自身と
ひたすら
向き合いました。
寒い季節が
私を
後押ししてくれました。
畑作業量が
もっとも少ない時期だからです。
そして
春になりました。
私から
幸せであることを
始めたとき...
幸せは
気付くと
拡がっていました。
私のことを
我が子以外の子ども達が
「おかあさん」と
笑いながら
走り寄ってきてくれます。
我が子以外の子ども達が
「MOEさん好き。」と
寄ってきてくれます。
優しさに満ち満たされた子ども達が
自殺しようなんて
1点たりとも
思わないでしょう。
人に与えることを
自らの喜びとできる子ども達は
笑顔と幸せを
拡げていくでしょう。
私が
子ども達から
戴いた
手作りホットサンドは
私の人生の中で
もっとも美味しい
ホットサンドになっています。
大人の意識の在り方を
徹底して見つめ直すこと。
そして
自分自身を
改善していくことが
子ども達の自殺という現象を
消無していく始まりになる...
私は
それを
確信しています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE