天使のくつ





その名にふさわしい


履き心地だと


感じました。



履いているけど


履いていないように軽くて


柔らかくて


だけど


足元は


しっかりと安定している。


さらに


雨が降っても


全く問題ない...。





存在は


知っていたのに


思い返すと


知ってはいたけど


自分自身が


自分のモノとして


履いたことは


これまで


1度も無かったことに


気付きました。




【天使のくつ】








別名

【島ぞうり】




与論島に帰省する前に

経由する

沖縄で

子ども達の分も併せて

購入しました。




正解でした。



子ども達は

正直です。



身体に合ったモノを

好んで身に付けます。




しばらく

島ぞうりを履いていて

感じたのです。



「これは天使のくつだ」と。




しかも

ムーンスターと

記載がありました。



100均ではありません。





このような場所へも

気後れすること無く

天使のくつを履いていきました。




ハイヒールも

散々履いてきました。

おしゃれな靴も

散々履いてきました。




足が痛くても

身体のメッセージを無視しても

かわいさや綺麗さやおしゃれを

優先していた時期もありました。



その頃は

服装も同じような感じで

身体が多少

着心地合わなくても

外見重視でした。


そう いえば

化粧も

イヤリングも

そんな類いのモノも

散々付けていたことを

思い出しました...。




重かっただろうな...


着飾って

キラキラしたもの付けて



だけど

心はいつもどこか虚しくて

その虚しさを知りながらも

知って知らぬフリを続けながら

「私らしく生きたい」と切望していた

矛盾にさえ気付かず

都合悪ければ

全てを

誰かや何かのせいにして

自分自身と向き合うことから

逃げ回っていたあの頃。




【天使のくつ】なんて

目にも入っていませんでした。





そういえば

天使って

身に何一つ

付けていないことに

気付きました。


自分自身の内側と

向き合い続け

磨き抜かれた先には

もはや

廻りの装飾によって

着飾る必要は無く

存在そのものが

美しく輝いている象徴のように

私は

解釈します。




天使


天の使者


本来は

私たちの心が

磨きに磨かれているなら

私たち自身が

【天使】なのでしょう...。




そう解釈し

今日も

想いを正し

言葉を正し

行いを正し

自分自身を磨き、

努力できること自体に

感謝しながら

一瞬一瞬を

過ごします。



熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE